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こんな疑問を解決します。
ゼネコンで働くことの特徴
ゼネコンで働くことが向いている人について
ゼネコンについて
この記事では、ゼネコンで働くことについて良いところも悪いところも含めて元ゼネコンマンが解説します。
読み終えれば、ゼネコンに就職先を考えたり転職を考えている方には、実際にゼネコンで働くとどんなことをするのか理解できます。
執筆者
1級土木施工管理技士の元ゼネコンマンがゼネコンで働くことについて解説します。
建設業界に就職して感じた建設業のおかしい点は、[『建設業界のココがおかしい!?』元ゼネコンマンが伝えたい5つのこと]で詳しく解説しています。
ゼネコンで働くことは、建設業界で働くということです。
昔から「3K」、「キツイ、汚い、危険」と言われてきましたが、元ゼネコンの私が実情を詳しく紹介します。
地図に残る仕事を!
有名なスーパーゼネコンのキャッチフレーズですね。
建設業界で働く人は少なからず、ものづくりに誇りを持って働いていると思います。
将来子供達に誇れるような構造物を作った際には嬉しくなりますし、今までの苦労は吹っ飛んでいきます。
国家資格である1級土木施工管理技士。
監理技術者としてゼネコンで働く上では必須の資格となってます。
私は1級土木を4年目で取得できました。
大学を卒業してから3年間の実務経験が必要なのと、資格取得のために会社としてのバックアップが手厚いので、ゼネコンで働けば取得に向けたハードルは高くはありません。
土木構造物はどれも公共性の高いものです。
道路や橋、トンネルなど社会資本の整備は世の中にかかせないものです。
その分多くの不特定多数の人が利用するため、安心で安全な構造物であることが求められます。
自分がつくったものを多くの人が利用しているのをみると、作ってるときの苦労もさることながら
「頑張って良かった」
と思えます。
建設業は現地での生産となります。
特に土木の工事では、田舎の現場が多いため全国各地に飛ばされます、
今では海外でも工事を受注しているので、海外勤務も大いにあり得ますね。
工事現場での勤務は常に危険と隣り合わせです。
危険な作業をすることはないですが、普通にオフィスで働くよりケガをする確率は高いです。
私も高所での墨出し作業を何度も経験しました。
なんだかんだ言っても労働時間は長いです。
基本的には現場が稼働している、8:30〜17時までは、現場での作業が滞りなく進むように管理します。
作業が終わったあとに、工事書類の作成や、段取りを行います。
そーなると必然的に就業時間も長くなってしまいますよね。
私の経験ですが入社後、はじめて配属された現場では1年間先輩の元で指導を受けていました。
基本的には一緒に行動し、土工事の現場だったため測量や丁張をかけて、出来形や安全の管理をおこないました。
入社後1年くらいから担当の施工範囲が与えられ一人で行動するようになりました。
3年目で配属された現場では、後輩ができました。
さらに、派遣社員の方や後輩と含一緒に行動し、指導する立場として現場を引っ張っていくことになりました。
6年目では、主任として新入社員の後輩社員1人と派遣社員3人のチームで、ある工種を担当しました。
同期で早い人は2年目から後輩が下について指導する立場になっていました。
公務員などと比較するとかなり早い段階から仕事の裁量と権限が与えられ自由に現場を仕切ることができるようになります。
代表的な建設材料は
どちらも泥だらけになるんですよ・・・
現場ではiPadを使って図面をみたり、ドローンを使った写真の撮影など、最新技術も使用しています。
しかし、相手にするのは自然であり、土や水などを扱います。
業界として綺麗なイメージを目指していますが、まだまだドロくさいところは沢山あります。
実際にゼネコンで働いてみてこんな人なら向いてるなーとか!?
こんな人はやめた方がいいんじゃないかな?
と思うことが多くあったので、私の意見ですが、ゼネコンで働くことに向いている人の特徴をいくつかあげてみました。
「ゼネコンで働く」ということは、「技術者として働く」ということです。
公共の福祉のため社会全体のために、働く必要があります。
"常に変わっていく世の中"で最新の技術や社会情勢に合わせた情報を学ぶ必要があります。
ゼネコンが行う”ものづくり”というのは基本的に一品受注生産です。
基本的にはまったくおなじものを作ることはありません。
前例から学び悪いところを改善し、利用できるところをどんどん利用していきましょう。
現場によっては飯場(はんば)での暮らしなど、集団での生活が必要となります。
食堂や風呂、トイレが共有などの暮らしの場合もあります。
最近では、ワンルームを借りるところもあります。
ゼネコンマンとはいえ、建設業で働くので若いうちは力作業もあります。
私はたまに足場材の数が足らなくて、担いで持って行ってました
朝も早くて夜も遅いので基本的には体力が必要です。
足場を上がったり下りたりと体力があるに越したことはありません。
ゼネコンとは”ゼネラルコントラクター”の略で”総合建設会社”と日本では認識されています。
ゼネラル コントラクター(General Contractor):総合建設会社
コントラクターは建設分野での請負人という意味です。
日本の建設業では、5つの会社が規模、売上とともに突出しています。
発注者から工事を請負、工事目的物の完成のために工事の全体の取りまとめを行う会社です。
私は準大手ゼネコンの土木の分野で現場監督をしてました。
以上で説明した点はゼネコンだからというわけではなく、建設業自体の体質もありますし、会社によってももちろん異なります。
実際に私が勤めていたのは準大手のゼネコンだったので、その会社特有の特徴などもあるかもしれません。
しかし、私自身がゼネコンで施工管理として働いた「リアルな経験」なので、建設業に興味がある方はぜひとも参考にしていただきたいと思います。
・ゼネコンで働くと、できたモノが後に残り、社会貢献性が高い仕事に従事できる。
・ゼネコンで働くことが向いている人は、自己研鑽ができて、挑戦するのが好きなで、集団生活ができて、体力がある人
・ゼネコンは総合請負会社であるゼネラルコンストラクターの略
以上、ゼネコンで働くことについてついて良いところも悪いところも含めて紹介します。
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