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ぜねた
元ゼネコンマン/1級土木施工管理技士
元準大手ゼネコン勤務の土木技術者。
一級土木施工管理技士。
ゼネコン時代は安全を第一に
現場を走り回ってました。
現場で学んだ知識や土木に関する知識を
発信しています。
技術士の資格取得を目指して現在勉強中。
【携わった工種】
道路土工、トンネル、PC上部工、橋梁下部工事
次回からは”つちとき”で検索トップページへ

法面には法丁張!丁張りを元ゼネコンマンが解説!

若手技術者のアイコン画像若手技術者

切土法面と盛土法面に丁張をかける方法がわからないです。

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法丁張は最初は難しく感じますが、基本が理解できれば簡単です。

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自分で準備や段取りができるようになりたいです。

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法丁張に必要なのは”位置と高さと方向”です。

  • 法丁張のかけ方がわからない
  • 法丁張のかけ方を教わったけど今一わからない
  • もっと効率的に法丁張をかける方法がしりたい

こんな悩みを解決します。

本記事の内容

切土法面丁張をかける方法

盛土法面丁張をかける方法

丁張をかけた後の確認方法

この記事では、盛土と切土の両方の場合の法面丁張について解説します。

読み終えれば、盛土にかける法丁張も切土にかける法丁張もどちらもかけることができるようになります。

執筆者

つちとき管理人 元準大手ゼネコン勤務の土木技術者 1級土木施工管理技士
ぜねた(@GenetaCivil)

1級土木施工管理技士の元ゼネコンマンが、土木の工事で法面にかける丁張について解説します。

法面の丁張だけでなく土木の工事で使う丁張全般について知りたい方は[土木工事における丁張のかけ方!丁張について元ゼネコンマンが徹底解説【若手技術者向け】]で詳しく解説しています。

また、丁張で使う道具については、[丁張の道具7選]で詳しく解説しています。

目次

法面丁張(切土)をかける方法

法面丁張(切土)をかける方法
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先輩から「切土をするから法面の丁張をかける」と言われました。

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事前の準備をしっかりして手際良くかけましょう。

切土を行うために丁張は必須です。

切土の法面をつくる際には"法肩の位置と高さ"が必要ですが、もっと大切なのは"法尻の位置と高さ"です。

法尻の"位置"と"高さ"を確保するために丁張をかけます

法尻の位置と高さが大切。

まず工事目的物があって、その工事目的物を造るために周りの地盤が高いから切土を行うのです。

そしてその工事目的物を造るためには、「法尻で所定の"位置"と"高さ"を確保する」必要があります。

大切なのは"法尻の位置と高さ"

法面の丁張も事前の準備が大切

法丁張をかけるにあたって事前の準備が大切です。

事前に計算しておくもの
  1. 法肩の位置(座標)、高さ(EL)
  2. 法尻の位置(座標)←向きを確認するため(私は1.0mくらい離れた位置を出してました)
  3. 法尻の高さ(EL)
事前に法肩の位置と高さを準備します。
事前に法肩の位置と高さを準備します。

法面丁張(切土)をかける手順を3STEPで解説

STEP
光波で位置を出す

丁張をかける”向き”も必要になるので”向き”を示す位置も一緒に出しておきましょう。

①法面の位置を出します。
今回は説明を簡単にするために、設計の法肩の高さと現況の高さを同じとして説明します。
STEP
木杭を打って水平貫をかける

水平貫の高さは300~500の間が一般的です。

①法面の邪魔にならない位置に木杭を打ちます。
②法肩の設計の高さから500(任意)の高さに水平貫をかけます
STEP
法面に沿って貫板を設置する
①水平貫に切り出しの位置を移します。
②500上げたので、横I法尻とは逆方向)に500×1.2=600ずらして、水平貫の下端にしるしをします。
①水平貫の下端のしるしを基準に斜めに貫板をかけます。

法丁張に必要な情報を記入します。

法丁張に書く内容
  • 法肩までいくつ下がりか(〇.〇m下 法肩)
  • 法尻までいくつ下がりか(〇.〇m下 法尻)
  • 法長がいくつか(SL=〇〇m)
  • 法面の勾配(1:〇〇)

また、地山については[地山とは?元ゼネコンマンの1級土木施工管理技士が徹底解説]で詳しく解説しています。

法面丁張(盛土)をかける方法

法面丁張(盛土)をかける方法
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盛土の丁張が切土より難しくてイマイチわからないです。

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盛土も考え方は切土の丁張と同じで大切なのは『法肩の”位置”と”高さ”』です。

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切土では、法尻だったので同じような感じですね。

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おっしゃる通りです。難しく考える必要はないんです。

切土の法面をつくる際には"法尻の位置と高さ"が必要ですが、もっと大切なのは"法肩の位置と高さ"です。

法尻の"位置"と"高さ"を確保するために丁張をかけます

まず工事目的物があって、その工事目的物を造るために周りの地盤が低いから盛土を行うのです。

そしてその工事目的物を造るためには、「法肩で所定の"位置"と"高さ"を確保する」必要があります。

大切なのは"法肩の位置と高さ"

法面丁張(盛)をかける手順を3STEPで解説

STEP
光波で位置を出す
①法面の位置を出します。
今回は説明を簡単にするために、設計の法尻の高さと現況の高さを同じとして説明します。
STEP
木杭を打って水平貫をかける
①法面の邪魔にならない位置に木杭を打ちます。
②法尻の設計の高さから500(任意)の高さに水平貫をかけます
STEP
法面に沿って貫板を設置する

横貫は長めに法肩方向に出しておきましょう

①水平貫に切り出しの位置を移します。
②500上げたので、横(法肩の方向)に500×1.2=600ずらして、水平貫の下端にしるしをします。
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しるしを出した後に余分にはみ出た水平貫を切りましょう。

①水平貫の下端のしるしを基準に斜めに貫板をかけます。
②斜めの貫板が曲がりやすいので場合によっては補強します。

盛土については、[盛土とは!?元ゼネコンマンの1級土木施工管理技士が解説]で詳しく解説しています。

また、盛土の施工手順については[盛土の施工手順!現場経験7年の元ゼネコンマンが徹底解説]で詳しく解説しています。

法面丁張をかける場合の注意点!?

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切土も盛土も丁張をかける方法はわかりました。

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他に法面に丁張をかける際に大切なことがいくつかあるの解説します。

私が現場で法面丁張をかけて気が付いた注意点を解説します。

法面の丁張をかけたあとは必ず目で確認

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丁張かけたから、片付けして帰ろう!

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待って待って!"自分の目"で通して確認しましたか?

丁張をかけたら必ず”自分の目"で確認しましょう。

3本丁張をかけると一定勾配であれば丁張を通して見ることができます。

近い距離でも3本丁張をかけるように準備することがおすすめです。

間違えた丁張をかけても施工する前に気がつくことが大切です。

自分がかけた丁張はまず間違ってる位の意識が必要です。

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人間って簡単に間違えてしまうんです。

間違えた丁張をかけてしまうと手戻りが発生してしいます。

また職人さんや協力会社や上司からも信用がなくなっていきます。

なお、法面の勾配については、[法面の安定勾配とは!?5秒で解決!]で詳しく解説しています。

丁張をかけたら必ず自分の目で確認しよう

法面が折れてる場合に丁張をかける位置

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法面が折れてる箇所があるので折れ点に丁張をかけます。

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法面が折れてる場合、折れ点に丁張をかけると勾配が異なるので注意!

上の画像のように丁張をかけたくなりますが、この丁張は間違ってます。

折れ点では、法面の勾配が異なるので丁張を通すことができません。

丁張を通して目で確認することができません。

法面が折れてる場合は、この画像のように折れ点の前後で法丁張をかけます。

左と右の法面で追加で一つずつ法丁張をかければ、通してみることができるので確認ができます。

丁張はあくまで手段である!

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丁張はあくまで工事目的物を造るための手段です。

切土では法尻で所定の幅員を確保するために切土を行います。

切土の法面をつくる際には"法肩の位置と高さ"が必要ですが、もっと大切なのは"法尻の位置と高さ"です。

法尻の"位置"と"高さ"を確保するために丁張をかけます

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盛土では法肩になりますが考え方は同様です

断面図での解説です。
法尻の位置と高さが大切です。
平面図で解説です。
法尻の位置と高さが大切です。

盛土や切土の土量計算で使う土量の変化率については、[土量の変化率とは?元ゼネコンマンの1級土木施工管理技士が徹底解説]で詳しく解説しています。

法面丁張をかける方法【まとめ】

法面の丁張をかける方法を簡単に解説しました。

丁張をかけた後は必ず目で通して確認することで失敗を事前に防ぐことができます。

法面丁張をかける方法

法面丁張をかけるには事前の準備が大切

法面丁張をかける方法は3つのステップで簡単にかけられる

法面丁張をかける目的をよく考えよう

以上、盛土と切土の法面丁張のかける方法について解説しました。

ぜねた
@geneta_official
Twitterでも活動してます|Twitterフォロワー3000名↑|Twitter運用、副業について発信中

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コメント

コメント一覧 (2件)

    • ご指摘の通りでお恥ずかしい限りです。
      訂正いたします。
      ご指摘いただきましてありがとうございます。

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