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若手の現場監督の仕事って実際に何をするの?
現場によってやることは異なりますが、基本的に施工管理の業務は同じです。
この先続けられるか心配だし、ほかの現場の同期に負けたくないな
工事の施工管理について今一度勉強しましょう。
こんな悩みを解決します。
現場監督の実際の業務について
現場監督の一日の仕事の流れ
現場監督の成長のコツ
この記事では、若手の現場監督の仕事を解説します。
読み終えれば、若手の現場監督がどんな仕事をするのかわかります。
執筆者
『つちとき』管理人|元準大手ゼネコン勤務|土木の現場監督7年|1級土木施工管理技士|書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』著者
『つちとき』管理人|元準大手ゼネコン勤務|土木の現場監督7年|1級土木施工管理技士|【経験工種類】道路土工事、トンネル、PC上工、橋梁下部工|書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』出版
1級土木施工管理技士の元ゼネコンマンが、現場監督の若手がどんな仕事をするのか解説します。
なお、YouTubeでも土木工学や土木施工管理技士に関する情報を発信しています。
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ゼネコンマンの仕事とは
関係法令を遵守し、協力業者や職人さんの協力を得て、契約図書通りに工事目的物を完成させることです。
発注者の使用や要望に沿った工事目的物を造って、利益を出すことが仕事です。
施工管理業務の基本は「品質管理、原価管理、工程管理、安全管理、出来形管理」です。
「QCDS」なんて言い方もしますね。
若手の現場監督とはいえ、現場の責任を負う立場の仕事です。
基本的に若手の仕事として、朝礼の準備やごみ捨てなどの雑用のほかに施工管理としては大きく3つの分野を担当します。
出来形管理・安全管理・品質管理が主な仕事です。
具体的な業務は以下のとおり。
工程を自分で引けるようになると現場が楽しくなってくるので、最初はそれを目標にしましょう。
工事現場は刻一刻と状況が変わっていくため、同じ作業を毎日していればいいわけではありません。
最初は上司や先輩の指示に従い一緒に行動するので、その時は先輩や上司といったベテランの方から教えをこい、たくさん勉強しましょう。
ポイントとして、「いつかその業務を一人でやる時が来る」ことを意識しましょう。
まずは、見て覚える。そして、自分で業務をやってみる(実践してみる)。
また、あなたが”あなたの後輩に教える(説明する)”としたらという意識で仕事をすると勉強になることが多いです。
いつかは自分が後輩を育成する立場になることをお忘れなく。
また、スキルや知識だけでなく、問題を見つけ出すことも大切な能力です。
施工で危険な箇所など安全上の問題点があれば、直ちに是正して建設現場を安全な状態にするように指導することも現場監督の大切な仕事です。
忙しいと工程を優先しがちになりますが、安全な環境を整えることも意識しましょう。
私が最初に配属された飯場で暮らして働いていたときのスケジュールです。
あくまで一つの現場での一例として捉えて下さい。
6:30 起床
7:00 事務所へ出勤
7:05〜事務所で事務作業、作業の段取り
8:00 現場へ移動
8:30 朝礼開始
〜12:00 現場で施工管理業務
12:00〜12:40 休憩
12:45 昼の打合せ
13:00〜17:00 現場で施工管理業務
17:00〜 事務所で事務作業(施工図作成、品質管理書類の作成など)
21:00 退社
正直、自由な時間は全然ありませんでした。
実際、土曜日の夜は早く帰りましたが、飯場で一人暮らしなので平日は「仕事してお風呂入ってお酒飲んで終わり」て日々でした。
なお、現場監督が忙しい理由をコチラの記事で詳しく解説しています。
何とか仕事内容はわかったけど、まだ何となく不安だな・・・
不安を糧にして、やることを覚えてどんどん成長していきましょう。
まずは社会人として大切なことを学びましょう。
どれも当たり前のことですが、きっとあなたが下を教える立場になったら、当たり前の大切さを実感するはずです。
現場監督は自分一人では現場を進めることはできません。
実際に作業を行うのは協力会社の方です。
協力会社の人たちの上に立って現場を指揮し工事を進めていかなければなりません。
ちなみに若造の意見なんて最初は全く聞いてくれないです。
そのためにも信頼関係が必要で、信頼されるためにもコミュニケーションは大切です。
「協力会社の人達が”嫌なこと”」をお願いしてやってもらう時がきます。
その時のためにも普段から、コミュニケーションをしっかりとて、普段から考えの意思統一を図ることが大切です。
仕事にも慣れてきてあまりやりがいを感じないな・・・
そんなときもありますよね。行き詰まったとき私は1級土木の勉強をしていました。
資格の勉強をすることで、新たな発見があったり先輩の言っていることが体系的に理解できたり、良いことはたくさんあります。
現場で学べないことを学ぶことができるので、普段の業務の自信につながり論理的な根拠づけができるようになり成長につながます。
この2つの分野は一級土木の試験にも出ますし、技術者の基本として大切な知識です。
建設業界でも人で不足だって聞きました。
高齢化が進んでいて若手がとくに少ないです。
建設業界では現場監督だけでなく、若手の労働者が不足しています。
リーマンショックの後の不景気時に流出した人材が業界に戻らなかったり、その時の採用を行っていなかったりと若手の労働者は特に少ないです。
若手でも、現場では即戦力として多くの仕事を任せてもらえるのでやりがいがあります。
建設業界全体で深刻な人で不足のため、多くの建設会社では第二新卒や、やる気がある未経験者の採用を行っています。
大手のゼネコンなら月給30万円以上もらえたり、ほかの業界に比べて高収入をねらうことができます。
ゼネコンマンの具体的な仕事について、コチラの記事で詳しく解説しています。
若手の現場監督の仕事内容からどんなことをやって成長していくのか解説しました。
建設業界で働いて最初はわからないことばかりで悔しい思いもたくさんしましたが、経験を積むことでどんどん楽しくなっていきました。
仕事に悩んだ際は一度立ち止まって考えてみることも大切です。
現場監督の業務は「5つの施工管理」
若手の現場監督の仕事は「安全管理・出来形管理・品質管理」
まず1人前の社会人になること
以上、若手の現場監督の仕事を解説しました。
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