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ぜねた
元ゼネコンマン/1級土木施工管理技士
元準大手ゼネコン勤務の土木技術者。
一級土木施工管理技士。
ゼネコン時代は安全を第一に
現場を走り回ってました。
現場で学んだ知識や土木に関する知識を
発信しています。
技術士の資格取得を目指して現在勉強中。
【携わった工種】
道路土工、トンネル、PC上部工、橋梁下部工事
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一級土木施工管理技士の合格のために私がやった7つのこと 【合格体験記】

記事内には商品のプロモーションを含む場合があります。

「国家資格なんて受検するだけムダだよ」ってみんな笑いました。けど、試験に向けて勉強をはじめると・・・

この記事は、大学を卒業して建設会社に入った私が1回の受験で、一級土木施工管理技士の試験に合格するまでの体験談をまとめたものです。

【まとめ】 合格するためにやったこと
第一次検定(旧学科試験に向けて)
・合格点39点の配分を決める
・二カ月前から過去問を繰り返し解く
・勉強時間は平日1時間、日曜日3時間 (2ヶ月前)、平日は時間、日曜日6時間(1ヵ月前〜)
・有料の講義 (丸一日) を受講
第二次検定 (旧実地試験)
・第一次検定受講後すぐに経験記述の準備
・会社が用意してくれた添削サービスを受講
・2ヵ月前から経験記述を繰り返し書いて覚える

このような勉強を行い、私は合格できました。

具体的にどのように勉強したのか、私の体験談を交えて深堀して解説していきます。

私が実際に一級土木施工管理技士の試験に合格してから6年がたってしまいましたが、私の体験談を参考に勉強した会社の同僚は令和4年度にストレートで合格できました。

なので、でも効果的な方法だと断言できます。
受験を考えている方の少しでも役に立てばいいな、と思って執筆したので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

執筆者
ぜねた

『つちとき』管理人|元準大手ゼネコン勤務|土木の現場監督7年|1級土木施工管理技士|書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』著者

執筆者
ぜねた

『つちとき』管理人|元準大手ゼネコン勤務|土木の現場監督7年|1級土木施工管理技士|【経験工種類】道路土工事、トンネル、PC上工、橋梁下部工|書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』出版

それでは、参ります。

目次

第1章 建設会社に就職

「ふざけんじゃねーよ」
「ここに材料を置いたやつ誰だよ」
「さっさと持って来い」


怒号が飛び交う現場が私の職場でした。

4年生の理系の大学を卒業して、準大手ゼネコンに就職。

研修期間を経て現場に配属され、右も左どころか先輩たちが話している言葉が呪文 (又は外国語) にしか聞こえない状態で、工事現場で働いていました。

田舎の山奥の現場で、事務所に併設されたプレハブ小屋で暮らす日々。

その環境は3月までぐうたら生活を送っていた大学生の頃と180度違う環境でした。

「これがお金をもらって働くという事か」

と、頭をガツンと殴られたような衝撃を感じたのを今でも覚えています。

建設業なので、休みは日曜だけ。

一応、月一回は土曜日が現場は休工で閉所になっていましたが、工期がない現場だったこともあり、日曜だけの休みの月も多かったです。

残業も多くて、朝7時から夜は21時まで働く日々が、 私の日常。

というのも、やることが多かったので、やるべきことを順番にやっていくと、あっという間に時間が過ぎている。

という感じでした。

先輩から怒られるのはイヤでしたが、給料はそれほど悪くなかったので続けれたのかもしれません。

「普通じゃない」というのはわかっていますが、当たり前の基準は自分がいる環境によって大きく変わるなと思ったのを覚えています。

実際に私が教訓として学んだのが、 人は環境に染まる生き物だということ

1級土木施工管理技士試験の合格だけでなく、 すべてに通じることだと思います。

ぐうたら生活をしていた大学生から打って変わり、 1年目からハードに働けたのも、強制的にやらざるをえない環境にいたことが全てでした。

第2章 ポンコツな私でも一級土木施工管理技士に合格できた

「なんでこんな簡単なことができないんだよ」
「少しは自分で考えろよ」

先輩の怒号におびえる日々。

一級土木施工管理技士の資格を取れた私ですが、日々怒られてばかりのポンコツなダメ社員でした。

「簡単なエクセルの表が作れない」
「ガードマンの集計表の人数が違う」
「AutoCAD の使い方が全然わからない」

これだけで、私がいかにポンコツだったのかお分かりになったと思います。

最初の現場は、 山奥の土工事で何をすればいいのか全く分かっていませんでした。

今すぐやるべきことも、今後に備えて準備することも、終わった作業の報告書作りも、何一つわかっていません。

上司や先輩に「何をすべきか」「どうやってやるのか】を聞きながら、なんとか仕事をこなす日々。

日曜日の夜には「せっかくの休みが終わってしまう・・・」と6畳一間のプレハブ小屋で、まるでこの世の終わりのような気持ちで絶望していたのを覚えています。

誰も知り合いがいない町で単身働いていたので、涙をポロポロこぼしながら、両親や友達に電話していました。

みんな親身になって聞いてくれて、気持ちが軽くなりましたし、解決策を教えてくれたおかげで働き続けることができましたね。

それに加えて、入社当初から施工管理技士の資格獲得に対してプレッシャーは半端なくかけられました。

「現場監督なら一級土木は運転免許と同じ。 持っていて当たり前」
「受からないやつはクビだぞ」

と何度も何度も言われました。

会社のお偉いさんに何度も言われて、悲しいような悔しいような気持ちになりましたが、同期と会う機会があればお互いに励ましあいながら「合格しなくちゃな」と思ったのを覚えています。

今振り返ると、どれも「若い時にしかできない貴重な経験だったな」と感じますが、無理は禁物ですし辛いときは誰かを頼るのが大事です。

そこで、私が教訓として学んだのが辛いことがあっても一人では抱え込まないということ、社会人として働いていれば、誰でも悲しいことや悔しいことなどあると思います。

もちろん、私も数えきれないほどありました。

すべてうまくいった経験はないですね。

そんなときこそ、誰かに頼るというのが大切です。 自分一人で抱え込む必要はありません。

第3章 きっかけは突然に

「東京行きのぞみ出発しまーす」

4年目の春に本社でおこなう研修に参加。

久々の新幹線にワクワクして乗り込み、東京のホテルに前泊しました。
研修は、金曜日と土曜日の2日間。

土曜日の研修は会社が用意した一級土木施工管理技士受験対策の講座でした。

とある会社の講義を受けて、今後の流れを説明され徐々に意欲が高まってきます。

そのサービスは、参考書をもらい講義を受けるだけでなく、経験記述の添削サービスが付いてきました。

会社から支給された参考書を手に勉強を開始。

しかし、これが落とし穴。

大事なことは過去問題を解くこと。

ふだんの勉強は必ず過去問を解きましょう。

①過去問を解く
②回答を読んで学ぶ
③回答を読んでも分からないところを参考書で勉強

この流れが大切です。

なぜ参考書で勉強するのではなく、過去問を解くのかというと、

覚えるためには、わからない問題挑戦して頭に負荷をかける必要があるから。

ストレスをかけることで人は成長できます。

さらに、過去問というのは必要な知識の集大成です。

過去に出題された問題を解くことで、出題の傾向や試験の内容を学べるだけでなく、理解できていない部分が明確になります。

ドンドン過去問をといて、回答を読むことで理解を深めていきましょう。

それでも分からない時に、初めて参考書を開きましょう。

注意
参考書で学びだすと時間がいくらあっても足りません。

勉強したつもりになり満足した気にはなりますが、実際に過去問を解くと理解できていないことに驚くはずです。

参考書を読んで、

アウトプット→わからないことをインプット

これが、最短です。

何より勉強する内容に無駄がありません。

ここで、私が教訓として学んだことが、“結果に繋がらない努力”というのは、努力とは呼ばないということ。

技術検定試験を受ける目的は、試験の合格です。

学ぶことは技術者としてレベルアップにつながるので大事な時間です。

とはいえ、時間は限られています。

社会人として成果 (試験の合格)にコミットすべきです。

勉強にはなったけど、 試験には合格できませんでした。というのが悲しい未来です。

資格試験の勉強をする時間は『合格』にコミットしましょう。

「ちなみに、特におすすめの書籍ははありますか?」
と聞かれたので、一応参考に載せておきます。

これじゃなくても全然大丈夫です。

正直、 過去問が5年分くらいと解説が載っている本であればOKです。

ちなみに、アマゾンで購入されるならAmazonプライムの加入をオススメします。
翌日届くので、めちゃめちゃ便利です。

「紙はかさばるから・・・」と言う方は、 kindle がおすすめ。
kindle アンリミテッドなら、月額980円で電子書籍が読み放題なので、参考書も併せて読めます。

第4章 試験対策講座を受験

「ダメだ。 これじゃ、 合格できない」

独学で勉強をしてはいましたが、イマイチ手ごたえを感じることができませんでした。

そんなときに見つけたのが、ある会社が行っている丸一日の学科試験対策講座。
( 6年前のことで記憶頼りとなっていて、 会社名まで覚えていなくてすいません)

「日曜日に丸一日講義をうけれるなら丁度いいし、受けてみよう」

と、正確な金額は覚えていませんが3万円くらいでした。

「一日3万円は高いな」と最初は思いましたが、「一生モノの資格がその値段なら安いものだな」と考えを改めて、未来の自分へ投資。

その講義を通して、講師から体系的な知識を学ぶことができました。

やっぱり、体系的に順序立てて知識を学ぶことで、知識がつながり思い出しやすくなります。

そして、講義と言う半ば強制的に学ぶことができる環境なので、その一日でかなりの知識が付きました。

3万円なんて安い買い物でしたね。

まさに投資でした。

さらに、そこで学べたことは「合格へ向けて逆算する」ということ。

具体的には正解率60%以上をどのような点数配分で獲得するのかということ。

正直、今までは過去問をとりあえず解いていくという感じでした。

ですが、勉強時間にも人の集中力にも限りがあります。

なので、合格に向けては最短距離を進むべきです。

合格するには60%以上の正解が必要です。

そのためには自分が目指す点数配分に応じた勉強が必要です。

極端なことを言うと、 合格のためには捨てることも大切ということ。

合格のためには、 自分が点数を取れることころで、勝負しましょう。

なんとなく、テキストや過去問題の最初からやっていくというのは絶対にNGです。

第一次検定 (旧学科試験)の合格は65 問に回答し正解率60%が合格の目安。

つまり、 39 点をとれば合格できます。

そのためには、どこで何点とるのか目標を立てましょう。

私の場合

共通工学・施工管理 22/35
・測量      1
・契約      1
・電気      0

施工計画
・施工計画    2
・原価管理    1
・建設機械    1
・工程管理    2
・安全管理    7
・品質管理    5
・環境保全    2

土木一般     8/12
・土工      3
・コンクリートエ 4
・基礎工     1

専門土木     8/10
・構造物     2
・道路      4
・トンネル    2
※海岸 港湾、 塗装・鉄道・地下、上下水道・薬注は捨てる

土木法規 5/8
・労働基準法   1
・労働安全衛生法 1
・建設業法    1
・道路関係法   1
・公害防止規制法 1
※河川法、 建築基準法、港湾則・海防法は捨てる

この配点をクリアすることを目標に予定を立てて勉強

「土木一般がなかなか難しいけど、ここで落とすと辛い・・・:
「道路は問題数を多いしここは絶対だな」
「あとはトンネルが絶対に出るから勉強すれば専門はOKかな」
「土木法規は覚えるだけだから取りこぼさないようにしよう」

と、自分の得意な分野や点数をとるべきところに勉強時間を集中的に投下。

その結果、学科試験は無事に合格。

7割5分程度とギリギリながらも、 無事に通過。

そこで私が教訓として学んだのが、お金を払って自分に投資するのは大事であるということ

自分自身を一度、客観的に見てください。

あなたという商品の質は何できまるでしょうか?

それは、 あなた自身の価値です。

お金や時間を使ってスキルや知識を磨いていくことで、価値を高めていくことができます。

お金を払って自分に投資して知識をつけたことで、残業続きのポンコツなゼネコンマンでも合格できました。

しかし、「次は実地対策をしっかりすれば、無事に合格できそうだな」と感じていた矢先に、突然のできごとが…。

第5章 異動で環境が変わる

「次は海の見える町に行ってくれ」

うすうす感じてはいましたが、 異動の内示が出てしまいました。

経験したことがない橋梁の工事に従事。

工事関係者が100名以上いる中で、 知ってる人はたった1人だけ。

全く知らない環境に飛び込み、 仕事のことで頭がいっぱいいっぱいになってしまいました。

新しい現場、新しい工種で覚えることが盛りだくさん。

また資材の名前や、人の名前を覚えるのはもちろんのこと、工事をする場所が変わるので地理も覚えなくてはいけないので、 勉強する余裕が一気になくなりました。

そんなときに、 届いた一通の手紙。

学科試験合格というお知らせでした。

自己採点では合格でしたが、 やっぱり通知が届くまで安心はできません。

そこで気持ちを新たに勉強しようと思いましたが、新しい現場の仕事についていけずに、それこそ文字通り、起きて仕事し飯食って風呂入って寝るだけの生活。

新しい現場について、3ヵ月くらいですかね?

ようやく慣れてきた頃が試験2カ月前。

また、平日1時間、日曜日は3時間の勉強から開始しました。

この出来事から学んだ教訓は、試験の準備は早い方が早くやって損はないということ

建設業である限り、 異動など現場が変わるというのは付きまといます。

突然事故がおきてしまい、事故の対応でてんやわんやなんでことも想定されます。

全然勉強できない状況でも、私が焦らなかったのは事前に準備していたから。

会社が用意してくれたある会社のサービスを受けて、経験記述の作文は完ぺきに自信をもっている状況になっていました。

私がどんな状況だったのか、次の章で詳しく解説します。

第6章 経験記述の添削サービス

私が受講していたのは、経験記述の添削サービス。

コチラが提出した経験記述の文章を添削してくれるというサービスでした。

見てくれたのは、3種類
品質管理
安全管理
工程管理

このサービスを受けるたことで、「これを覚えれば大丈夫」という作文が3本できあがっていました。

正直、 「これを覚えるだけでいい」という状態なのは、気持ちに余裕ができて自信がもてます。

何度も何度も書いて覚えました。

具体的には、 2週間前から1日1本書き写していましたね。

さらに、1週間前には何もみないで書く練習を書いていきます。

自信をもって、当日を迎えることができました。

試験当日。

「これは受かったな」

手ごたえを感じて、試験は終了。

合格の発表が楽しみでしょうがなかったのを覚えています。

迎えた合格発表当日

ドキドキ。
「受かっているはず」 という思いはあったのですが、
心臓がものすごい音を出しているのが自分でもよくわかりました。

画面をスクロールしながら、自分の受験番号を探す。

画面を探すマウスを持つ手に、じっとりとした汗が滲みます。
「234、 234、 234・・・」

「あったー!!!!」

遂に、憧れの一級土木施工管理技士の資格を獲得。

資格を取れたことで、
「やっぱり一発で合格なんて凄いねー」と協力業者の方から言われたり、「これでクビにならずにすむね (笑)」と言われり、 「あなたが国家資格とったの?」と親から嘘だと思われたり(笑)確実に人生が好転しました。

これで食いっぱぐれることがないなと思うと、仕事にも余裕がうまれますね。

あらためて、私がやったことを整理すると、

合格するためにやったこと【まとめ】
第一次検定(旧学科試験に向けて)
・合格点39点の配分を決める
・ニカ月前から過去問を繰り返し解く
・勉強時間は平日1時間、 日曜日3時間 (2ヶ月前)、平日は時間、 日曜日6時間 (1ヵ月前~)
・有料の講義 (丸一日) を受講
第二次検定 (旧実地試験)
・第一次検定受講後すぐに経験記述の準備
・会社が用意してくれた添削サービスを受講
・2カ月前から経験記述を繰り返し書いて覚える

合格のキモになったのが、 早めの経験記述を対策したこと。

添削してもらった作文があることで、自信をもって当日を迎えることができませんでした。

私は会社が用意してくれたサービスでしたが、 今なら独学サポート事務局が同じサービスを提供してくれています。

私の今の職場の同僚も、経験記述の論文を添削してくれるこのサービスを受けて合格しました。

確実に合格したいって方は、ぜひチェックしてみてください。

独学サポート事務局のサービスが実際どうだったの口コミや評判について、独学サポート事務局って口コミや評判良くて、実績もすごいけどどうなの?実際に利用した結果 【論文の代行は効果アリ】で解説してます。

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最後まで読んでくださってありがとうございました。

少しでもお役に立てれば幸いです。

以上、 私が合格するまでの体験談でした。

追伸

なお、土木施工管理技士の試験について、もっと効果的な対策を知りたいという方は私の公式LINEで特典としてプレミアム記事を公開しています。

特典の内容

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・試験の勉強をする際に陥りがちな落とし穴3選
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ぜねた
管理人
元準大手ゼネコン勤務の土木技術者。一級土木施工管理技士
ゼネコン時代は安全を第一に現場を走り回ってました。
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