ゼネコン現場監督は結婚できない？結婚のタイミングや実例を解説

若手技術者

現場監督って結婚できなさそうなイメージがありますが、実際どうなんですか？

ぜねた

世間的には『結婚できない』というイメージがありますが、現場監督の先輩もほとんど結婚してましたよ

若手技術者

皆さんどうやって結婚していたんですか？

ぜねた

職場関係や学生時代の友人が多かったです。私の同期を例に「どんな人」と「どうやって」結婚したのかを紹介しますね。

・現場監督って忙しいし休みもないけど結婚できるの？
・どうやって出会えばいいのか具体的な方法が知りたい・・・
・現場監督ってみんなどこで出会ってるの？

こんな悩みを解決します。

この記事では、現場監督って結婚できないと言われている理由を政府や企業の公開しているデータを交えて解説します。

現場監督として7年働いてきた私の経験と、私の同期の情報を交えて「実際にどうやって結婚した」のか解説しているので、是非最後まで読んでください。

これを読み終えれば、忙しい現場監督でも結婚できます。とは言い切れませんが、結婚までのイメージが明確になりますよ。

執筆者

『つちとき』管理人｜元準大手ゼネコン勤務｜土木の現場監督7年｜１級土木施工管理技士｜【経験工種類】道路土工事、トンネル、PC上工、橋梁下部工｜書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』出版

『つちとき』管理人｜元準大手ゼネコン勤務｜土木の現場監督7年｜１級土木施工管理技士｜書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』著者

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現場監督が結婚できないといわれている３つの理由

若手技術者

なぜ現場監督は結婚できないといわれるのですか？

ぜねた

結婚できないといわれる理由は、「長時間労働で出会う時間がない」「男性ばかりの職場で出会いがない」「休日が少ないので、出会う時間もデートをする時間もない」の３つです

結婚できないと悩む方が多い今の日本ですが、婚姻率は確実に低下して結婚に対するハードルは上がっています。

以前はどうだったのかというと、今と比べると圧倒的に婚姻率は低かったです。

国勢調査の結果によると、日本の生涯未婚率^※は令和２年の国勢調査によると、40年前の1980年では男性2.6%、女性4.5%という値でした。

※生涯未婚率：50歳までに一度も結婚しない人の割合

男性の生涯未婚率は28.25%で2,652,984人
女性は生涯未婚率が17.85%で1,645,051人

となってます。

つまり、日本の男性は50歳で4人に1人は結婚できないということです。

“現場監督“という仕事に関わらず、現代の日本では「誰でも結婚できる」という状況ではないのです。

今の日本の現状を解説したので、なぜ現場監督は結婚できないと言われるのか。ということを、現場監督が置かれている状況を政府や企業の公表してるデータを交えて解説していきます。

長時間労働で出会う時間がない

内閣府の調査によると、結婚していない理由第１位は「適当な相手に巡り合わない」が57.0％と圧倒的です。

やはり、結婚する上で一番のネックになるのは、「出会いがない」ということ。

それに加えて、建設業界は全産業に比べて労働時間が長い業界です。厚生労働省の調査を日建連がまとめた資料によると、全産業に比べて労働時間は年間で300時間長い業界です。

このように、労働時間が長い現場監督は出会いを求めるために使える時間も圧倒的に少ないのが現状です。

ぜねた

実際、私も月70時間の残業をしているときもありました

自由な時間が全然ない職種だからこそ、結婚に繋がる出会いに結びつかないという悲しい現実があります。

男性ばかりの職場で出会いがない

職場に女性がほとんどいないというのが、結婚できないと言われる大きな理由です。

アニヴェルセル株式会社の調査(アニヴェルセルで「結婚式をされた」または「予定されている」男女499名が対象)によると、『おふたりが出会ったきっかけ』を聞いたところ、第1位は「職場・仕事関係」が27.1%と圧倒的。

職場が男だらけの建設業では、職場の出会いは限られてしまいます。

世間の4組に1組以上が結婚のきっかけとなっている仕事関係を捨てているようなものです。

休日が少ないので、出会う時間もデートをする時間もない

株式会社リクルートが運営するゼクシィの「結婚トレンド調査2022」の調べによると、結婚までに付き合った結婚までに付き合った期間は平均3.6年というデータがあります。

つまり、その間定期的にデートを重ねていく必要があるということです。

さらに、「パートナーエージェント」という成婚率№1の結婚相談所を運営しているタメニー株式会社の『結婚相談所のすすめ』という記事によると、結婚を前提とした真剣交際の場合７～10回のデートを重ねるというのが一般的とのこと。

ぜねた

ちなみに、頻度は１週間に１回程度が基本らしいです。

しかし、休日も少ない現場監督はデートをする時間を確保することが簡単ではありません。

ぜねた

私が現場で働いていた時は、土日休みなんて月に１回あるかないか

休みの日はひたすら寝ているという時もありました・・・

とにかく時間がないというのが現場監督の良くない特徴と言えます。

以上、３点の理由から現場監督はなかなか結婚できないと言われる理由です。

現場監督が結婚する方法

若手技術者

結婚できるイメージが全くわかないのですが、どうやって結婚してるんですか？

ぜねた

結婚するために具体的にやるべきことを３つ紹介します

先ほどの３つ結婚できないといわれる理由を紹介しました。

ここでは、結婚できないといわれる３つの理由を乗り越えて結婚するための方法をご紹介します。

マッチングアプリを使う

先ほどのアニヴェルセルの調査にもある通り、出会いのきっかけ第2位は、「マッチングアプリやSNS」です。

近年では、さまざまなアプリが登場していて、ネットでの出会いというのも一般的な認識も広まりつつあります。

ネットを介して出会うことができるという何よりのメリットが「価値観の合う人と出会うことができる」という点です。

なぜ、価値観の合う人が良いのかというと、現代人の女性が求める結婚の条件がかなり内面に偏っているからです。

CCCMKホールディングス株式会社の『結婚に関するアンケート調査』によると、結婚相手に求めるものは「性格」が１位で、「価値観」が２位です。

マッチングアプリやSNSであれば、条件を絞ることで、自分の趣味に合わせて相手を探すことができます。

そのため、近い価値観や考え方を探している人を探すことができるＳＮＳやマッチングアプリは”現代の最適解”とも言えます。

・Pairs
・ブライトマッチ
・PCMAX

とかは、口コミも良さそうなのでおすすめです。と

どのサイトも「実際に出会えました」という声が多く、月に4桁のなのでかなり良心的です。

真剣に出会いを探している方は、利用してみる価値はあるのではないでしょうか？

友人などに紹介してもらう

先ほどのアニヴェルセルの調査にもある通り、出会いのきっかけ第3位は、「友人・知人の紹介」です。

紹介による出会いのメリットは、相手を信頼することができるという点です。

ぜねた

やっぱり信頼できる友人の紹介だと、「この人が勧めてくる人なら」と安心感がありますよね。

共通の知り合いがいると、初対面の相手でも親近感が沸きやすく、距離感も縮まりやすいです。

忙しい社会人であればこそ、友人を大切にしていきたいですね。

出会いがある仕事に転職する

これを言ってしまったら元もこうもありませんが、転職も一つの方法です。

私も子供が産まれることをきっかけに転職しました。

「どうしても出会うための時間がとれない」
「デートする時間がない」
「結婚してからは家族の時間が欲しい」

などを考えている方は、転職することも視野に入れてみるてもいいのではないでしょうか？

とはいえ、いきなり転職といってもハードルが高いと思うので、そんな方にはASSINGという転職支援サイトがおすすめです。

ぜねた

アプリのダウンロードで登録は簡単。しかも無料。

20代から30代向けのハイクラス転職サービスですが、たった30秒質問に答えるだけで、自己分析ができます。

登録はしたけど「その後連絡がめちゃめちゃきてウザい」とかもないので、今の仕事に少しでも不満がある方は、登録してみてはいかがでしょうか？

結婚できないを乗り越えて！現場監督の奥さんは？

若手技術者

現場監督の奥さんって、どこで出会った人が多いんですか？

ぜねた

私の同期は「職場関係」「夜のお店の女性」「学生時代から知り合い」という順番でした

「 結婚するのにやった方が良いことはわかったけど、実際どんなところで出会った人が奥さんになってるの？」

と気になっている方が多くいらっしゃると思います。

そこで、私と私の同期を例にどうやって今の奥さんを捕まえたのか、赤裸々に語らせていただきますね。

奥さんとの出会いを聞きました

建設会社に入った土木職の同期に聞いて、現場監督の奥さんになっている人は大きくこの3種類です

1位：職場関係 (同じ会社の事務員、関係企業の社員)
2位：夜のお店の女性
3位：学生時代から知り合い

一番多かったのが、 自社の事務員さんや仕事で関連する企業の方や、忙で時間も少ない中、仕事をしている時間が長いため、どうしても仕事関係で出会った人と結婚しています。

また、キャバクラやスナックなど、夜のお店で出会った人と結婚がその次に多いパターンです。

ぜねた

現場の打ち上げなど何かと飲み会が多い工事現場では、数少ない出会いの場。

特に地方ではお店の数も限られるため毎回同じお店に行き、そこで親交が深まってお付き合いに発展という人が意外と多かったです。

また、次に多かったのが学生時代から付き合ってそのままゴールインというパターン。

学生時代から付き合っている人と結婚している人は、20代の前半で結婚した人が多いです。

ぜねた

「この人を逃したら結婚できないから結婚した」と言ってる方が多かったですね

彼氏と彼女の関係でいる期間が長い人ほど、就職してすぐに結婚というパターンが多い印象でした。

正直、年収（給料）も悪くない現場監督は、「プライベートの時間がほとんどない」というのが一番のポイントだと思います。

激務で時間がないのと、転勤が多いのでどうしても生活圏が固まらないという２つの理由をいかに乗り越えていくか。

そして、女性と出会うきっかけを掴めば結婚はそれほど難しくないとは思います。

私が結婚した方法

ちょっと恥ずかしいですが、私の経歴を公開します。

私立の高校に進学し理系に進む (彼女なし) →工業大学の土木工学科に進学し周りは男ばかり(彼女は数名)→建設会社に就職→働きながら今の妻と出会い 20代後半で結婚

と超平凡な経歴です。

就職してからは拘束時間が長く休みが少ない中、彼女ができて結婚できました。 (妻に感謝)

出会いのきっかけは、仕事関係で共通の知り合いがいたこと。

その共通の知り合いというのは、 建設業でお互いの仕事関係者の方でした。

このケースはあまり多くありませんが、参考になれば幸いです。

現場監督が結婚できない３つの理由【まとめ】

ゼネコンの現場監督が結婚できないといわれる理由や、どうやったら結婚できるのか、実際どうやって結婚しているのかを解説しました。

結婚までのイメージが明確になったと思います。

気合いが入りすぎて、4,000文字以上書いてしまいしました。(笑)

以上、ゼネコンの現場監督が結婚できないといわれる３つの理由でした。