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ぜねた
元ゼネコンマン/1級土木施工管理技士
元準大手ゼネコン勤務の土木技術者。
一級土木施工管理技士。
ゼネコン時代は安全を第一に
現場を走り回ってました。
現場で学んだ知識や土木に関する知識を
発信しています。
技術士の資格取得を目指して現在勉強中。
【携わった工種】
道路土工、トンネル、PC上部工、橋梁下部工事
当サイトは土木施工管理技士の資格取得を支援してます>初めての方へ

【令和8年度最新版】経験記述の例文5選徹底解説【1級土木施工管理技士】

記事内には商品のプロモーションを含む場合があります。
若手技術者

土木施工管理技士の試験で、経験記述にどんなことを書けばいいのかわからない・・・

若手技術者

経験記述の準備をしたいけど、参考にする作文が知りたい・・・

若手技術者

試験問題が変わったと聞いて、最新の例文が知りたい・・・

本記事では、こんな悩みを解決します。

本記事の内容

・令和8年度最新版の経験記述の例文5種類
・合格がグッと近づく記述のポイント
・経験記述の注意点3選
・最短で合格するための勉強方法 【実体験付き】

国家資格である土木施工管理技士の資格を取得するために、鬼門となるのが、第二次検定(旧実地試験)における経験記述の作文問題です。

ぜねた

この記事では最短で合格するため、令和7年度最新の勉強方法について、 過去問を元に徹底的に解説しています。

そのため、この記事を読み終えれば

「ここまで書けば合格するのか」 という
合格するためのポイントを押さえることができると同時に、

「これなら書けそう」 という手ごたえを感じるだけでなく、
「こうやって勉強すればいいんだ」と合格に至るまでの勉強方法が明確になります。

執筆者

ぜねた(佐藤拓真)
1級土木施工管理技士

『つちとき塾』管理人。準大手ゼネコンで土木現場監督として7年勤務し、道路土工や橋梁工事など総額200億円超の工事に従事。その後も建設業界で経験を重ね、土木施工管理技士の資格取得支援や多数のWEBメディアでの執筆活動を行っている。|著書『土木工事が一番わかる(仕組み図解)』

note:【はじめてのnote】「少年院じゃん」と言われた部屋で一人絶望したけど、いつの間にか作家になった男の物語|自己紹介

ぜねた
(佐藤拓真)
1級土木施工管理技士

『つちとき塾』管理人。新卒で準大手ゼネコンに土木の現場監督として7年勤務。道路土工、PC上部工、橋梁下部工工事など受注金額合計200億円以上の工事に携わる。その後、転職を経て、建設業界関連で合計12年間働き、現在は「つちとき塾」を運営しながら、土木施工管理技士の資格取得支援や多数のWEBメディアでライターとして活動中。|著書『土木工事が一番わかる(仕組み図解)』

note:【はじめてのnote】「少年院じゃん」と言われた部屋で一人絶望したけど、いつの間にか作家になった男の物語|自己紹介

仕事をしながら一級土木施工管理技士の勉強をするのは非常に大変だとは思うので、この記事で必要な情報だけ集めて効率的に勉強してください。

参考書とは違い、実際に今でも現役の土木技術者が執筆している記事であるからこそ、具体的な体験談も交えて解説しました。
ぜひ、最後まで読んで合格を勝ち取りましょう。

なお、本記事では1級土木施工管理技士の経験記述の論文に対して例文を交えて解説していますが、注意点を先に共有します。

当サイトで紹介した論文の丸写しはNG

丸写しや丸パクリは絶対に、バレるのでやめてください。
そんなことをする人はいないとは思いますが、よろしくお願いします。

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目次

【令和8年度最新】土木施工管理技士の第二次検定における経験記述の例文

最新の経験記述作文における例文を2つ紹介します。

まずは例文を読んで、「これくらい書けば合格できるのか」と、合格の基準を理解しましょう。

道路工事における経験記述の例文①「安全管理」

当サイトで紹介した作文の丸写しはNG

安全管理上の課題に対する解答例を紹介します。

(1)具体的な現場状況と特に留意した工程管理上の技術的な課題と、その課題を解決するために検討した項目

解答例)
本工事は、1日の乗降者数5万人を超える◯◯駅に面した道路を、延長500mにわたり切削オーバーレイにより補修を行う工事であった。当該工事路線は幅員 5.5mであり、作業帯3.0mを確保すると車両の通行帯が2.5mと狭隘であることに加えて、駅前であることから通勤・通学として多くの歩行者が利用する道路であった。そのため、歩行者及び車両等と重機の接触事故防止が課題であった。安全に留意するため、①第三者災害の防止②ヒューマンエラーの防止③工事の広報について、検討を行った。(文字数:234)

解答例)
検討結果について、本工事では以下の処置を行った。①歩行者の通行帯として車道と完全に分離し、2mの幅員を確保するとともに段差解消のマットを設置した。②歩車道を完全に分離するため単管バリケードにより仮囲い30m 設置。さらに取付管改修工の施工時、超小旋回型の重機を使用し、ダンプへ積み込む際には、見張り員を設置した③工事着手 1ヵ月前に工事説明会を行い、さらに工事看板を3週間前に工事区域の50m手前から設置した。以上の結果、事故なく工事を完了できたことから、今回の対応については安全管理に有効な対策だったと評価できる。(文字数:259)

道路工事における経験記述の例文②「品質管理」

当サイトで紹介した作文の丸写しはNG

品質管理上の課題に対する解答例を紹介します。

(1)具体的な現場状況と特に留意した工程管理上の技術的な課題と、その課題を解決するために検討した項目

解答例)
本工事は住宅街に位置する市道○号線を、延長約150mにわたってL形側溝を敷設し、アスファルト舗装を施工する新設改良工事であった。工期の都合上、アスファルト舗装が1月~2月の寒冷期による施工になることから、アスファルト合材の運搬時の温度低下により締固め度92%以上を確保できない懸念があった。そのため、いかにアスファルト合材の温度低下を防ぎ、所定の締固め度を達成できるかが品質管理上の技術的な課題であった。そのため、①アスファルト合材の配合、②運搬時の対策、③温度測定の方法について検討を行った。(文字数:247)

(2)(1)で検討した項目の対応処置とその評価

解答例)
検討結果に基づき、以下の対応処置を行った。①発注者と協議を行い、当初設計の中温化合材から通常の再生材へ変更するとともに、通常の配合より10℃温度を上げて出荷するようにした。②ダンプ運搬時には、アスファルト合材の上に保温シートを2枚掛けし、温度低下を抑制した。③ローラに搭載された表面温度測定装置を使用して、アスファルト合材の温度を随時計測した。上記の対応処置の結果、これらの対応処置はアスファルト舗装の品質管理上、有効な方法だったと評価できる。(文字数:222)

道路工事における経験記述の例文③「工程管理」

当サイトで紹介した作文の丸写しはNG

工程管理上の課題に対する解答例を紹介します。

(1)具体的な現場状況と特に留意した工程管理上の技術的な課題と、その課題を解決するために検討した項目

解答例)
本工事は住宅街に位置する市道○号線において、延長約150mにわたりL形側溝を敷設し、アスファルト舗装を施工する新設改良工事であった。工事序盤の排水施設工の施工時に、2度の台風接近により5日間の遅れが生じた。年度内完成が求められていたため工期の延長は困難であり、工程の早期回復が工程管理上の技術的課題であった。工程上の遅れを取り戻すため、①クリティカルパスとなる工種、②作業人員及び作業区割り、③プレキャストコンクリートの活用について検討を行った。(文字数:223)

(2)(1)で検討した項目の対応処置とその評価

解答例)
検討結果に基づき、以下の処置を実施した。①ネットワーク工程表を作成し、クリティカルパスとなる工種と日数を把握した。②当初1パーティーで計画していた施工区割りを変更し、L形側溝工40m分を2パーティーで施工した。③沿道に10台程度の民間駐車場が立地しており、前面のL形側溝施工時の基礎コンクリート8mを現場打ちからプレキャストコンクリートに変更し、即日施工とした。以上の結果、5日間の遅れの影響を与えることなく工事をしゅん工できたことから、工程管理上、有効な対策であったと評価できる。(文字数:240)

【令和8年度最新版】令和6年度の施工計画に対する例文【例文④】

令和6年度から、問題1は設問が2つになりました。

実際の設問は、以下のとおりです。

令和6年度の場合

〔設問2〕 工事概要に記述した工事の施工計画の作成に関し、次の事項について解答欄に具体的に記述しなさい。 ただし、設問と同一内容の解答は不可とする。
(1) 施工計画立案に先立ち行った現場の事前調査で判明した施工上の課題
(2) (1)で記述した課題について施工計画の作成にあたり反映した対応処置とその評価

この問題に対する解答として、ポイントや例文を解説します。

令和6年度 〔設問2〕 に対する解答のポイント

ぜねた

令和6年度における解答のポイントは、 事前調査で判明した課題に対する解答であることでした。

現場の課題というのは、施工をしてみてわかることもあります。
例えば、 設計図書ではGH-5mで支持地盤となっていたが、 実際に掘ってみると5mでも支持地盤ではなかったといったこともあります。

しかし、今回の解答としては、施工計画の立案時であるため、契約時から判明していた技術的な課題に答える問題でした。

例えば、
・現場の自然的な条件 (現場が急峻な山奥、 渇水期のみ施工可能、工事現場が駅前など)
・社会的な条件(終電後に施工可能、施工時期が夏冬、 資機材搬入ルートが通学路など)

事前に用意していた 「安全管理」「品質管理」「工程管理」について、 施工計画立案時にわかっていた課題や対応策を記述すれば解答できました。

〔設問2〕 に対する解答例 (1)

先ほどの解説を踏まえて、解答例を紹介します。
例として、先ほどの安全管理で解答した道路工事を例にして解説します。

(1) 施工計画立案に先立ち行った現場の事前調査で判明した施工上の課題

解答例)
当該工事の作業期間は7月から9月の夏季にわたり、昨年の同期間においては最高気温が35℃以上の猛暑日を20日記録しており、WBGT値31以上の危険となる日が25日以上記録されていた。また、工事現場周辺は低層住宅が密集しており、騒音・振動への苦情発生が懸念されることから、昼間(9:00〜18:00)に限定された工事となった。既設舗装の切削後に140℃以上のアスファルト混合物を敷き均す工程を含むが、現場には街路樹などがほとんどなく、直射日光を遮る日陰が確保できない環境であった。そのため、熱中症の予防が、施工計画立案時の課題であった。(文字数:266)

〔設問2〕 に対する解答例 (2)

(2)(1)で記述した課題について施工計画の作成にあたり反映した対応処置とその評価

解答例)
以下の3点を検討し、対応処置を実施した。①日陰がないことから、休憩所としてクーラーの効いた休憩車を設置し、水10本と塩分タブレット1箱を常備した。②作業当日の体調が大きく影響することから作業開始前のKY時に職長が全作業員の顔色を確認し、KY用紙に記録した。③安全教育時に、熱中症の危険性と防止策に関する教育を実施し、周知を行った。以上の対策を実施したことにより、熱中症の発生を0にし、しゅん工できたことから、これらの対策は効果があったと評価できる。(文字数:223)

令和6年度に新たに出題された設問について、解答例を解説しました。

【令和8年度最新版】令和7年度の環境対策に対する例文【例文⑤】

令和7年度も令和6年度と同様に設問は2つでした。

令和7年度の場合

〔設問2〕工事概要に記述した工事の環境対策に関し、次の事項について解答欄に具体的に記述しなさい。
<環境対策の例>
周辺環境対策:周辺地域の生活環境への対策(騒音や振動、水質汚濁、土壌汚染等)
自然環境対策:周辺地域の動植物等の生態系の保全対策
建設副産物対策:建設副産物の発生抑制や分別解体、再使用、再資源化、適正な処理、再利用、CO2排出量削減等の対策
(1)施工に際し判明した、環境対策上の技術的な課題と、その課題を解決するために検討した項目
(2)(1)で記述した検討項目の対応処置とその評価

令和7年度の〔設問2〕に対する解答例(1)

(1)施工に際し判明した、環境対策上の技術的な課題と、その課題を解決するために検討した項目

解答例)
沿道に住宅および民間駐車場が立地しており閑静な住宅街であり、過年度工事である下水道工事の施工時の周知不足により、沿道住民から振動・騒音の苦情が多数寄せられていたことから、周辺環境への影響を極力抑えた施工をすることが、環境対策上の技術的な課題であった。そのため、①環境に配慮した重機、②工事関係車両の環境への配慮、③工事の周知方法について検討した。(文字数:173)

(2)

解答例)
検討結果に基づき、以下の処置を実施した。①掘削に使用するバックホウ及び、舗装工で使用するローラは、低騒型を使用した。②搬入車両は、到着時間の厳守を条件に契約を実施し、待機が生じた際にはアイドリングストップを徹底させ、CO2排出を抑制した。③工事着手前に説明会を開催したことに加えて、工事の着手1週間前に周辺150世帯におしらせビラを配布した。また、毎週金曜日に、週間工程表を沿道宅地に配布し、詳細な工事内容について広報を行った。以上の対策により苦情なく工事を完了できたことから、効果的な対策だったと評価できる。(文字数:255)

例文や解答例を示したので、次に基本的な書き方について解説します。

【第二次検定の合格がグッと近づく】 経験記述の書き方を徹底解説【土木施工管理技士】

若手技術者

経験記述のポイントを教えてください

ぜねた

事前の準備が9割です。
まずは、傾向を捉えてしっかりと対策を取りましょう

施工経験記述の目的は、施工管理技士にふさわしい技術者であるかどうかを判断することです。
工学的な知見に基づく適切な判断と、施工管理技士としてふさわしい経験を有しているかどうかを評価します。

ぜねた

逆にいえば、高度な技術や最先端の知見を求めているわけではないです

では、どのように判断されるのかというと、「現場でどのように創意工夫をしたのか」を求められます。
経験記述における基本的な注意点は以下の通りです。

・長い文章は避ける
・箇条書きを活用する
・「です・ます」調を避けて、「である」調にする
・誤字・脱字に注意 (わからない場合は漢字を間違えるより “ひらがな“で)

いきなり、論文の作成例を紹介する前に、工事件名など必須の内容を簡単に解説します。
「そんなの知ってるよ」って方は読み飛ばして頂いてOKです。


工事概要(1)工事名

工事の対象や場所、 種類が分かるように工事件名を記載します。

市道〇〇号線道路補修工事
〇〇川災害復旧工事
国道○○号線○○工区道路改良工事
新東名高速道路〇〇橋下部工工事

受験申し込み時に書いた工事名とおり、正式な工事名を記載します。

ぜねた

ちなみに、「道路工事」 「護岸工事」 など単なる工事の名称だけはNGです。

採点者が見るべきポイント

本当に工事が存在するか
土木の工事かどうか

本当に存在する工事なのか採点者は判断できません。

そのため、工事名を見ただけでどんな工事かイメージできるように、工事名は正式名称でわかりやすく書きましょう。
また、土木の工事か判定しにくいような工事は注意が必要で、なるべく規模が大きい公共工事を選ぶ方が無難です。

工事概要(2)工事現場における施工管理上のあなたの立場

工事現場におけるあなたの立場を記載します。

工事係、 工事主任、 現場代理人、 監理技術者、 発注者側監督員

ぜねた

施工管理技士の試験なので、基本的には施工を管理した役職を記載しましょう。

工事概要(3)工事の内容

①発注者
○○市、国土交通省○○○事務所、 ○ 日本高速道路株式会社、 ○○建設株式会社

元請けとして、発注者から直接工事を請け負った場合、発注者名をそのまま記載します。

ぜねた

下請けととして入った場合は、自分の会社に発注した会社を記載しましょう。

②工事場所
○○市○○町○○番先
○○市○○町○○丁目○○番~〇〇番先

市または、郡で終わるのではなく、なるべく詳しく記載しましょう。

③ 工期
令和〇年〇月〇日 ~ 令和○年○月○日

正確に元号の年から日付まで記載すること。
工期が短いのに工種や数量が多いとか、 逆に、工期が短いのに工種や数量が少ないと違和感が生じるので注意が必要です。

④主な工種
切土工、盛土工、路床工、路盤工
橋台工、橋脚工、深礎杭
山岳トンネル工、 掘削工、 インバート工、覆工

工事の内容がイメージできるように、 主な工種を記載します。

代表的な工種だけでOKです。

ぜねた

全部記載する必要はありません。

⑤ 施工量
主な工種に記載した工種に対応するように、 構造物の規模や施工数量 (m、㎡’, m’、 本、個)を具体的に記載します。掘削土〇〇㎡、車両防護柵○m、コンクリート 〇〇㎡、橋脚○基、重力式擁壁工◯m

書ける場合は、さらに具体的に書くと現場状況がわかりやすくなります。

コンクリート (18-8-20BB) ◯◯㎡
重力式擁壁(H=2.5m)◯m

ここまではやらなくても大丈夫ですが、工事に対して信ぴょう性が高まりますし、なにより具体的にイメージできます。
さらに、 経験記述の際により伝わりやすくなるので、できる方は記述してみることをオススメします。

具体的な現場状況と特に留意した技術的課題とその課題を解決するために検討した項目

具体的な現場状況と特に留意した技術的課題とその課題を解決するために検討した項目ですが、大きく2つに分けて考えましょう。

・現場状況と技術的課題
・課題を解決するために検討した項目

まず、1つ目の「現場状況と技術的課題」ですが、以下のように細分化して考えます。

①工事の概要及び事業全体の概要や目的
②課題が生じた背景 (現場の状況)
③解決すべき技術的課題

まずは、この内容で工事内容と技術的な課題を整理して、書き出してみましょう。

注意点としては、 具体的な内容を記述すること

具体的な例
・地名、名称
・寸法、面積、延長、 数量
・特有の地質、気象など環境条件

技術的な課題は1つに絞り、 数値を用いて記載します。

例文は、以下の通りです。

具体例

① 工事の概要
本工事は○県における○○地区〇〇整備事業の1工区として新しく道路(W=Om、L=00m)を構築するものであった。

② 課題が生じた背景 (現場の状況)
工事期間が冬季にわたり、現場周辺の12月~2月の過去10年の気象データを集計すると、日平均気温が4℃以下となる日は12月下旬から2月上旬にわたって 35 日程度で、 最低気温は-5℃。
街渠工のエプロンコンクリートの打設が寒中コンクリートによる施工となる計画であった。

③解決すべき技術的課題
従って、厳寒期におけるコンクリートの品質管理が重要な課題であった。
工事の概要課題が生じた背景 (現場の状況) 解決すべき技術的課題という流れで構成すると、わかりやすくまとまります。

注意点は以下の通りです。

①対処方法まで記載しないこと
②技術的な課題の原因が、 自社の施工不良と捉えられないように注意

具体的に詳しく解説します。

①対処方法まで記載しない
「具体的な現場業況と特に留意した技術的課題」 で求められているのは、解決すべき技術的課題が何かということ。
「対処方法」 まで記載している事例があります。

ぜねた

同僚の作文を添削すると、たまに見受けられます。

対処方法は別の欄に記載するので、 記述をきちんと分けましょう。

② 技術的な課題の原因が、 自社の施工不良と捉えられないように注意
技術的な課題が生じた背景や原因は、気象条件や、 発注者の都合など、第三者や天災が適しています。
自分の会社の力ではどうしようもないような課題を、技術的に解決した例を記述しましょう。


集中豪雨により、のり面の崩壊
設計と異なる地質の変化
地元との協議の遅延による工程の遅延

ぜねた

①、②などを使用して記述するとわかりやすくなります。

書き方の例

理由+検討項目
①○○だから、○○を検討。 ②○○だから(技術的な課題を背景とした懸念点) ○○を検討

検討内容は、理由+検討項目の記載が望ましいです。
なぜなら、技術的な課題とのつながりが明確になるから。

検討した項目は、あくまで技術的な課題を背景としなければなりません。
理由はなくてもいいかもしれませんが、書いた方が技術的な課題との繋がりが明確になります。

文字数が多すぎる場合は削っても OK

技術的課題: 第三者災害の防止

歩行者の安全を確保について、 駅前の工事であり歩行者が多いことから、 歩行者の安全を確保するための検討をした。

歩行者の安全を確保について、駅前の工事であり歩行者が多いことから→理由
歩行者の安全を確保するための検討をした→検討項目

技術者として自分自身の経験に基づき、 どんな技術的な背景に基づけ、 なぜその項目を検討し、わかるように記述しましょう。

(1)で記述した課題に対する検討した項目の対応処置とその評価

技術的な課題及び、検討した項目を踏まえて、実施した対応策を具体的に記述します。
工法、 機械、 作業日数等について、 数字を交えてできるだけ詳しく記述しましょう。

上述した 「検討した項目と検討理由及び検討内容」 について箇条書きした場合は、番号を関連させた対処方法を記述します。

ぜねた

成果を数字で表すことができると、 具体性を感じる記述になります。


○t 級の施工機械を○台増やしたことで、○日工期の短縮することができ、 工期内に無事に工事が完了した。

そして、最後に評価です。

対応処置をおこなったことにより、問題のテーマ (安全管理など) を達成できたので有効な対策だったと評価できる

といった構成です。

定型文のようなものなので、以下の例文を参考に覚えちゃいましょう。

以上より、○○(技術的課題)を「防ぐ・発生させる」ことなく、○○(理想の状態)「できた・なった」ことは、品質確保に有効な対策だったと評価できる

以上より、 〇〇 (対応処置) の処置を行ったことで、事故なく安全に工事を完了できたことは、安全管理上、 有効な対策だったと評価できる

以上で、基本的な書き方の解説を終了です。

知らないと不合格? 経験記述の注意点3選 【土木施工管理技士】

土木施工管理の技術検定において、経験記述を書く上での注意点を紹介します。
とはいえ、それほど難しいものではなく、 基本中の基本と言っていい内容です。

ぜねた

逆に、これを知らないと合格が遠ざかってしまうので、初めて経験記述を書く人は、必ず読んでくださいね。

注意点3選 【まとめ】

経験記述を書く際には、以下の3つのポイントに注意してください。

・「です・ます」 調を避けて、「である」 調にする
・長い文章は避ける
・誤字・脱字に注意 (わからない場合は漢字を間違えるより “ひらがな “で)

基本的に、「です」「ます」 調ではなく、「である」 調で記述します。

その理由は、です」「ます」調の方が、説得力がある文章になるからです。書籍や、ネット上にある例文を読んでもらうとわかるのですが、必ず「である」調で書いています。

また、一文は短く書きましょう。なぜなら、 短い文章ほど伝わりやすいから。

採点者はあくまで人です。 そのため、採点者が理解できる文章でないと、合格はできません。しかし、長い文章だと何を言いたいのか伝わりにくい場合があります。 そのため、長くても100字までに押さえましょう。

最後に、基本的に作文では専門用語を使って構いませんが、誤字・脱字に注意してください。
専門用語を使った方が良い理由としては、採点者に「この人は技術者として専門性がある人だ」と思ってもらいやすいからです。

ぜねた

ですが、当日、漢字が思い出せないこともあると思います。そんな時は、ひらがなで書いても大丈夫なので、諦めずに落ち着きましょう。

合格するための勉強方法【体験談アリ】

私が1回の受験で合格するために行った勉強方法は、とにかく経験記述を繰り返し何度も書いて覚えたことです。

しかし、クオリティの低い文書をいくら書いても合格にはつながりません。

そこで、大切なのは第三者からフィードバックをもらい、文章をプラッシュアップすること。

これが合格への最短経路です。

ぜねた

私も論文を添削してもったことで、自信をもって当日を迎えることができました。

実務をこなしながらの勉強は大切ですが、「不合格でした」と先輩に報告する姿を考えたくなかったので、”嫌な未来”から逃げるために、なんとか頑張れました。

身近に試験の合格者がいるなら、その人 (会社の先輩等) に大まかに見てもらい、ある程度固まった段階で、有料のサービスを利用して添削をしてもらいましょう。

「この論文でいいのかな?」と疑問をもったまま、試験に臨むより圧倒的にマシです・・・

他の人の論文を参考に、 自分なりに書いてみる
⇨フィードバックをもらい、ダメなところを直す

ぜねた

私は当時勤めていた会社が提供してくれた、論文の添削のサービスを利用しました。

そのため、私も個別サポートとして、経験経験記述の診断添削を実施しています。

そのほかにも実施しているので、よかったら参考にしていください。

また、実際に会社の同僚が利用した有料サービスの口コミは、コチラで解説します。
独学サポート事務局って口コミや評判良くて、実績もすごいけどどうなの?実際に利用した結果 【論文の代行は効果アリ】

さらに、具体的に私がやったことは、[一級土木施工管理技士の合格のために私がやった7つのこと 【合格体験記】]で詳しく書いて言います。

1回の受験で合格できた”秘密”を解説

1級土木に合格して一人前の技術者として認められるまでの、ストーリーを約7,000字のボリュームで執筆しています。

関連記事 一級土木施工管理技士の合格のために私がやった7つのこと 【合格体験記】

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土木施工管理技士の経験記述についてよくある質問【令和8年度最新】

令和8年度の経験記述は、どんなテーマが出題されますか?

令和6年度から出題形式が変更され、テーマが1つから2つに増えました(設問1・設問2形式)。実際の出題は、令和6年度が「安全管理」+「施工計画」、令和7年度が「品質管理」+「環境対策」でした。

過去の出題傾向を踏まえると、令和8年度は「工程管理」や「出来形管理」のテーマが出題される可能性があります。(※これはあくまで過去問の傾向分析による予想であり、確定情報ではありません)。
2テーマ制になったことで、1つのテーマだけを準備するのはリスクが高くなってい流ので、最低でも「安全管理」「品質管理」「工程管理」の3パターンは用意しておきましょう。

経験記述の解答欄は、何文字書けばいいですか?

1級であれば、1つの解答に対して、200〜240文字程度です。
その理由としては、1級で8行あり、1行当たり20文字から30文字程度は記述できるからです。
7行程度まで記述できればいいので、140文字でも規定には達しますが、合格するためには、200文字程度の説明は最低限必要です。

経験記述は、例文を丸暗記(コピペ)しても合格できますか?

例文をそのまま丸写しするのは避けてください。
採点者は多くの答案に目を通しているため、他の教材やサイトと酷似した文章は不自然さから見抜かれるリスクがあります。
例文は「型」や書き方のロジックを学ぶための教材として活用し、工事名・数値・現場条件などの中身は、必ず自分自身が経験した工事に置き換えて記述しましょう。

なお、経験記述を丸写しするリスクは以下の記事で詳しく解説しています。

経験記述の解答を例文付きで解説【まとめ】

経験記述論文の書き方について、具体例を交えて解説しました。

1級土木施工管理技士の経験記述について、どんなことを書けばいいのか、どうやって勉強すればいいのか理解できたと思います。

一級土木施工管理技士の実地試験における経験記述 まとめ

・「工事名」「工事の内容」「工事現場における施工管理上のあなたの立場」は正しく書きましょう

・令和6年度以降は問題が変わっているので注意

・第三者からフィードバックをもらい、作文をブラッシュアップすべき

以上、1級土木施工管理技士の実地試験における経験記述について解説しました。

追伸

土木施工管理技士の技術検定試験に合格するためには、しっかりとした準備が必要不可欠です。
私が合格できたのも、会社の同僚が合格できたのも事前の準備を欠かさなかったからです。

実際に私がどんなことをやって合格できたのか1つの記事にまとめましたので、最短距離で合格したい人は[一級土木施工管理技士の合格のために私がやった7つのこと 【合格体験記】]を参考に実践してみて下さい。

追伸の追伸

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特典の内容

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