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ラウンドアバウトって最近よく聞くけど通行ルールってあるんですか!?
大きく3点あります。右回り、環道の車両が優先、環道から出るときに合図が必要。
なんか難しそうで通るのが不安です・・・
それほど難しいルールはありません。ルールを守って安全に通行しましょう。
こんな疑問を解決します。
ラウンドアバウト(環状交差点)の通行ルール
ラウンドアバウト(環状交差点)について
ラウンドアバウト(環状交差点)の関係法令について
この記事では、ラウンドアバウトを通行する際のルールについて最新の情報を交えて解説します。
これを読み終えれば、ラウンドアバウトを通行する際のルールと罰則が理解できます。
執筆者
1級土木施工管理技士の元ゼネコンマンがラウンドアバウトを通行する際の通行ルールについて詳しく解説します。
なお、近年盛り上がりを見せる『道の駅』について、コチラで詳しく解説しています。
最近よく聞くラウンドアバウトって通行のルールはありますよね?
基本的には右回りで環道を通る車が優先です。
2014年に施行された道路交通法でルールが定められ運用されています。
簡単にまとめると、
となっています。
ラウンドアバウトの走行ルールについて詳しく解説していきます。
ラウンドアバウトに進入する際には、左にウインカー(方向指示器)を出して交差点に入ります。
※進入時の一時停止は不要
優先は環状交差点内の車であり、信号機がないため落ち着いて交差点に入りましょう。
環状交差点内は時計回りの一方通行のため、右から来る車に注意
そのため、左側から自動車など車両がくることはありません。
交差点内に進入した後は、流れに従い交差点の形状に沿って走行します。
自分が曲がりたい場所になったときに、左側に曲がり交差点から出ます。
ちなみに、環状交差点ですは直進して通過することが出来ないので、まっすぐ進みたい場合でも交差点に進入する必要があります。
交差点内を走行できる車に限りがあるため、通行量が多いと渋滞の原因になってしまいます
環状交差点に指定された交差点には、新たな道路標識が設置されました。
この標識があることで、近くにラウンドアバウト(環状交差点)があることがわかります。
円形交差点を通行する際は、しっかりと標識を確認しましょう。
このような標識がある場所が道路交通法で定めた”環状交差点”なので要確認です。
環状交差点における他の車両等との関係等
道路交通法第37条の2で車両の優先関係を定めています。
基本的には環道を通る車が優先です。
上述した内容を守らない場合は、道路交通法第119条第1項第2号の2により、
が科せられることになります。
基本的には逆走しなければ大きな事故にはつながりません。
難しい内容ではないので安全運転に努めましょう。
ちなみに、ラウンドアバウトの事故の状況については[ラウンドアバウト(環状交差点)で事故が減る3つの理由]で詳しく解説しています。
✅ラウンドアバウトの事故の状況について解説
ラウンドアバウトを導入することで事故が減る3つの理由を解説してます。アメリカではなんと76%も事故が減ったという研究もあるみたいです。
関連記事 ラウンドアバウト(環状交差点)で事故が減る3つの理由
昔から円形の道路はありましたよね?
2014年の9月に正式にラウンドアバウト(環状交差点)が法律で定められました。
ヨーロッパを発祥とする交差点形式のひとつで、日本でも昔からロータリー交差点や円形交差点として以前からありました。
日本では”環状交差点”という名称で、2014年9月に施行された道路交通法の改正により法律が整備されました。
交差点への進入時に一時停止の必要がない
交通を制御する信号がない
以前からあった、一時停止や信号があるものをロータリー交差点としてラウンドアバウト(環状交差点)とは法律上、分けています。
ラウンドアバウトについては、国土交通省が平成26年に通知を出していて、そのなかで用語を定義しています。
代表的な定義は以下の通りです。
環道:専ら車両の通行の用に供する部分のうち、環状を形成している部分をいう。
中央島:環道における車両の安全かつ円滑な通行を確保するために、ラウンドアバウトの中央部に設ける島状の施設をいう。
流出入部:単路部と環道を接続する部分。
と、いうようにラウンドアバウト特有の用語に対して、解説がなされています。
なお、ラウンドアバウトについて詳しくは、ラウンドアバウト(環状交差点)について1級土木施工管理技士の元ゼネコンマンが徹底解説!?で解説しています。
ラウンドアバウトって特殊ですよね・・・
日本では導入はされてますが、まだまだ数はそれほど多くはないです。
イギリスなど海外では古くから導入されているラウンドアバウトですが、日本ではまだまだ珍しく導入された交差点は多くありません。
ちなみにラウンドアバウト(環状交差点)は道路であるため、道路の関係法令が適用されます。
道路交通法に従わないと、道路交通法の罰則の対象となります。
道路について詳しくは、道路とは!?【身近にあるインフラ】道路に関する基礎知識を元ゼネコンマンが徹底解説!で解説しています。
ラウンドアバウト(環状交差点)を通行する際のルールについて解説しました。
ルールをしっかり守って事故の内容に運転しましょう
ラウンドアバウトへの進入時に合図は不要で、環道は時計回り
ラウンドアバウトの環道の通行が優先で、環道から出る際には合図が必要
ラウンドアバウトも道路の一部
以上、ラウンドアバウトの通行ルールについて解説しました。
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