\ 公式LINE登録は完全無料 /
今すぐお友達になる公式LINE限定で、土木施工管理技士試験対策のプレミアム記事を公開中
建設業界ってあんまりいい噂は聞かないな・・・
悪いところもありますし、古い体質の業界であるのは否めないです・・・
それでもなくてはならない業界だとは思います。
実際はやりがいがあって魅力もある業界なので具体的に紹介します。
こんな悩みを解決します。
建設業が抱えてる問題
建設業の魅力的なところ
この記事では、実際に建設業で働いた私が感じた建設業の実態について解説しています。
読み終えると、古い体質の建設業界のおかしいところが理解できて、良いところも悪いところもわかります。
執筆者
『つちとき』管理人|元準大手ゼネコン勤務|土木の現場監督7年|1級土木施工管理技士|書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』著者
『つちとき』管理人|元準大手ゼネコン勤務|土木の現場監督7年|1級土木施工管理技士|【経験工種類】道路土工事、トンネル、PC上工、橋梁下部工|書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』出版
1級土木施工管理技士で元ゼネコンマンが建設業界のおかしいところも、いいところも含めて解説します。
なお、YouTubeでも土木工学や土木施工管理技士に関する情報を発信しています。
YouTube
現場で11年間働いて身につけた最新のノウハウを動画で公開中
なお、日常を楽しくする土木の知識を増やす方法は、コチラの記事で詳しく解説しています。
建設業界の実態を知りたいです
覚悟して聞いてください
建設業界に就職を考えている方にとって、業界の実態は気になるところですよね。
上述した内容に対して、以下で詳しく理由を述べていきます。
会社に若手がなかなか入らないんです・・・
業界全体でも若手がいないのが問題です。
建設業界では、日本の人口と同じで建設技能労働者の高齢化が進んでいます。
60際以上を占める割合が84.4万人で全体の26.0%を占めています。
逆に、30歳以下の若手労働者は37.6万人の11.6%にとどまっています。
10年後には大量離職が見込まれる60歳以上の高齢者に対して、若手の入職者が少ないのが現状です。
若手の待遇は会社によって異なりますが、若手が"働きやすい、続けやすい建設業"のアピールと環境づくりが大切です。
給与について建設業界全体としては上昇しています。
しかし、現場で働く技能労働者については製造業や全産業に対して低い傾向にあります。
見習いを卒業すると若いうちからそれなりの給与をもらうことができますが、歳を重ねても給与が大きく上がらない傾向にあります。
現場で働いて給料って右肩上がりで伸びてくの?
現在の賃金体系では45〜49歳がピークです。
年齢が上がるとマネジメント能力等も上がりますが、現在では50歳以降の賃金は下がっています。
年齢を重ねることで体力が低下しますがマネジメント能力等の管理能力は上昇します。
しかし、現在では管理能力は評価されずに、体力のみが評価され賃金に反映されていて、能力の適切な評価がされているとは言い難い状況です。
『建設業界は長時間労働が当たり前』と聞きました
建設業界で働く人は残業が多いことに対しては暗黙の了解で働いています。
しかし、現実とし現場で働く技能労働者の方の残業はほとんどありません。
ですが、現場で働く施工管理の業務にかかわる現場監督といわれる方の残業が飛びぬけて多いです。
年間就業時間
このように他産業に比べて長時間労働が常態化しています。
私がゼネコンの現場監督として働いことから現場監督の仕事について詳しく知り方は【ゼネコンで働く】現場監督の仕事とは!?元ゼネコンマンが解説します。に詳しく書いてます。
やっぱり休みは欲しいです。
建設業では日曜休みが当たり前です。
日当月給で働いている方からすると、日当が変わらず単純に仕事が減ると、給料が減るだけで辛いですよね。
現在建設業界では、週休2日制の導入に取り組んでいます。
私が現場監督として働いていた時も交代で休むことができました。
しかし、現場が稼働していると気になりますし、”休んだ気”がしないです。
今後、業界全体で週休2日が定着して欲しいです。
私がゼネコンの現場監督として働いた経験から、現場監督が忙しい理由について【ゼネコンで働く】ゼネコンって激務なの!?実情を元ゼネコンマンが徹底解説で詳しく解説しています。
そんな魅力がまったくない業界なの?
大丈夫!ネガティブなこともありますが魅力のある業界です!
上述した問題を解決するために、国土交通省を筆頭に建設業では以下の取組を行っています。
長時間労働の是正や、現場の処遇改善、将来の担い手の確保に関する取り組みをおこなっています。
さらに、私が建設業で働いてよかった点を3点紹介します。
とーちゃんがこれ造ったんだぞ。
と自分の子供に言いたくて入った建設業界。
工事中にどれだけ苦労しても将来の子供たちに誇れるような構造物ができたときには今までの苦労なんて吹っ飛んでしまいます。
昔から人類は大きなものを造ってきました。
中国の万里の長城やエジプトのピラミッドなどが地図に残るようなモノがあります。
現代でも、ニューヨークのワン・ワールド・トレードセンタービル、ブルジュ・ハリーファや、東京スカイツリーなんかもいい例です。
ほかの業界ではそんな『規模の大きい”モノづくり”』は経験できません。
ぜひ『地図に残るような”モノづくり”』を一緒に体験してみませんか?
土木構造物はどれも公共性が高く不特定多数の多くの人が使うモノです。
多くの不特定多数の人が利用するため、安心で安全に使用できることが求められます。
自分がつくったものを多くの人が利用しているのを見ると
「頑張って良かった」
と作ってるときの苦労を忘れるくらいです。
建設業界のおかしい点を5つと、魅力的な点を3つ紹介しました。
建設業界で実際に働いてみて古い体質の部分は多いのは事実でした。
しかし、スケールも大きく後世に長く残るモノですし、多くの人の役に立つものであることからやりがいも多く魅力がある業界だと思います。
建設業界において現状の問題点は大きく5つ
現状では課題や問題点もあるが魅力的な部分も多い
建設業で働いた経験は一生自分だけの宝物です。
以上、建設業界のおかしいところも、いいところも含めて解説しました。
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
『つちとき』にコメントする