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1級土木施工管理技士の試験って独学で合格できるの?
実際にどうやって勉強を進めていけばいいの?
本記事ではこんな悩みを解決します。
土木技術者の憧れの資格である1級土木施工管理技士の試験。
ですが、「会社からプレッシャーをかけられてる」 「”名前を書ければ受かるよ”なんて言われる」 といった方も多いと思います。
絶対に合格したい試験ですが、 実際のところ大手のスクールに通った方がいいのかな?
なんて悩みを抱えている方がいらっしゃると思います。
実際、私はある会社が運営していた有料のセミナーを1日受けました。
ですが、独学でも大丈夫と言い切れます。
実際、 私の周りの方は10人以上の方が独学で合格していますよ。
さらに、X(旧Twitter)のアンケート機能を利用して有資格者に聞いた結果でも、81%の人が1球土木施工管理技士の試験に完全に独学で合格しました。
具体的な結果は、本記事内で詳しく解説しています。
ちなみに、この結果は私の記事だけの完全オリジナルの調査結果なので、この記事にしか書いていない内容なので、ぜひ見逃さないように最後まで読んでくださいね。
この記事では、 独学でも大丈夫と言える理由や実際の勉強方法や勉強時間をお伝えしますね。
・独学でも合格できると言える理由
・願書を提出から合格までのロードマップ
・合格に必要な勉強時間
執筆者
『つちとき』管理人|元準大手ゼネコン勤務|土木の現場監督7年|1級土木施工管理技士|書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』著者
『つちとき』管理人|元準大手ゼネコン勤務|土木の現場監督7年|1級土木施工管理技士|【経験工種類】道路土工事、トンネル、PC上工、橋梁下部工|書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』出版
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当サイトでは、現場監督の抱える悩みを解消するコンテンツを用意しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
1級土木施工管理技士の試験を受けるのですが、独学でも大丈夫でしょうか?
結論、独学でOKです!まずは概要をまとめてお伝えしますね
まずは情報をまとめます。
詳しい情報を知りたい方はクリックしてそのページに飛んでください。
合格するために、 ますは試験の全体像を捉えましょう
1級土木施工管理技士の試験に望むにあたり、必要なのはまずは試験の全体像を捉えることです。
闇雲に勉強しても合格することはできません。
どんな試験なのかを理解して、合格するためにやるべきことまで確実に落とし込みましょう。
1級土木施工管理技士の試験が 「独学でも大丈夫」 と言える理由は、以下の3つ。
・出題傾向が明確
・第一次検定の難易度が特に低い
・実際の合格率が高い
必要な時間は知識や経験に差があるので、人によって異なりますが、第一次検定と第二次検定を足して、おおよそ150~200時間ほどかなと思います。
第一次検定:100~150 時間
第二次検定:50時間(30+20時間)
第一次検定
①1回解いて現状を認識する
②計画を立てる
③過去問を繰り返し解く
第二次定
経験記述対策として作文を3本 (品質 安全・工程) 作成する
第三者からフィードバックをもらい、ブラッシュアップをする
経験記述以外の記述式の過去問を繰り返し解く
令和6年度から試験問題に変更があります
第一次検定では、実務経験や最終学歴による受験資格が問われなくなったことから、土木工学の「土質力学」「構造力学」「水理学」が追加されます。
ここまでいろいろ書いてきましたが、本記事の定義として独学とは、 学校やスクールなどに通わずに勉強することです。
独学:学校やスクールなどに通わずに勉強すること
通信講座などに申し込んで、 教材をもとに勉強することは独学に含めます。
でも、ここでお伝えしたいのが、スクールに通うことが悪いわけではないということ。
お金と時間があるならスクールは⭕️
[【全通信講座の比較あり】1級&2級土木施工管理技士を受験する方は通信講座がおすすめ!比較3選も紹介] の記事でも紹介していますが、大手のスクールは教材の充実度が違いますし、講義を直接受けることで理解が深まります。
私も1日の有料セミナーを受けて、たしかに知識は深まりました
しかし、スクールの費用としては、6桁のお金が必要ですし、 スクールには通うには時間がかかります。
「それでもスクールに通ってでも合格したい」って方は、間違いなくスクールを選ぶべきです。
独学でも大丈夫ですが、お金や時間をかけることができる人は大手のスクールに通うことをオススメします。
関連記事 【全通信講座の比較あり】1級&2級土木施工管理技士を受験する方は通信講座がおすすめ!比較3選も紹介
なぜ、独学でも合格できるんですか?
理由は大きく3つあります。 「出題傾向が明確」 「第一次検定の難易度が特に低い」「高い合格率」です。
1級土木施工管理技士の試験が独学で合格できると言える理由は、以下のとおりです。
1級土木施工管理技士試験が独学でも合格できると言える理由
・出題傾向が明確
・第一次検定の難易度が特に低い
・実際の合格率が高い
それぞれ詳しく解説します。
なお、実施に合格者へX(旧Twitter)のアンケート機能を活用して、どうやって勉強したのかを聴きました。
その結果も合わせて紹介しますね。
ちなみに、 1級土木施工管理技士試験の難易度については、[土木施工管理技士の試験って難しい?難易度はどれくらい?【結論:難しくない】] の記事でさらに詳しく解説しています。
もっと詳しく知りたい方は、参考にしてください。
✅土木施工管理技士技術検定の難易度を他の試験と比べて解説しています
関連記事 土木施工管理技士の試験って難しい?難易度はどれくらい?【結論:難しくない】
まずはこちらをご覧ください。
X(旧Twitter)を使って、1級土木施工管理技士合格者にアンケートをとりました。
実際にどのように勉強されたのか調査したところ、このような結果になりました。
53名の方から回答をいただけて、そのうちの81.1%は完全に独学で合格との結果です。
なので、この結果からも独学でも十分に合格できると言えます。
私の意見だけでなく、アンケートによる第三者の意見なので説得力がある結果ですね
まず、独学でも大丈夫と言える一つ目の理由が「出題傾向が明確である」ということ。
コチラをご覧ください。
第一次検において過去5年分出題された問題を表にしました。
出題分野 | 令和5年 | 令和4年 | 令和3年 | |
---|---|---|---|---|
土木一般 | 土工 | 5 | 5 | 5 |
コンクリート | 6 | 6 | 6 | |
基礎工 | 4 | 4 | 4 | |
専門土木 | 構造物 | 5 | 5 | 5 |
河川・砂防 | 6 | 6 | 6 | |
道路・舗装 | 6 | 6 | 6 | |
ダム・トンネル | 4 | 4 | 4 | |
海岸・港湾 | 4 | 4 | 4 | |
鉄道・地下構図物・鋼構造 | 5 | 5 | 5 | |
上・下水道・薬液注入 | 4 | 4 | 4 | |
法規 | 労働基準法 | 2 | 2 | 2 |
労働安全衛生法 | 2 | 2 | 2 | |
建設業法 | 1 | 1 | 1 | |
火薬類取締法 | 1 | 1 | 1 | |
道路関係法 | 1 | 1 | 1 | |
河川関係法 | 1 | 1 | 1 | |
建築基準法 | 1 | 1 | 1 | |
騒音・振動規制法 | 2 | 2 | 2 | |
港則法 | 1 | 1 | 1 | |
合計 |
出題分類 | 令和5年 | 令和4年 | 令和3年 | |
---|---|---|---|---|
共通工学 施工管理法 | 測量 | 1 | 1 | 1 |
契約設計・設備 | 3 | 3 | 3 | |
施工計画 | 1 | 1 | 1 | |
工程管理 | 1 | 1 | 1 | |
安全管理 | 7 | 7 | 7 | |
品質管理 | 3 | 3 | 3 | |
環境保全 | 4 | 4 | 4 | |
「応用能力」問題 | 施工計画・工程管理・建設機械法規・情報化施工 | 15 | 15 | 15 |
ご覧の通り、多少の違いはありますが、見事に同じような数字が並んでいます。
これは、第一次検定の必須問題ですが、ご覧のとおり明確に出題される問題が決まっています。
この中で自分が得意だったり、覚えられそうだったりと言った問題を選び勉強していけばおのずと、獲得できる点数は増えていきますよ
次に、第二次検定です。
一番の鬼門となる経験記述の問題です。
令和5年
令和4年
令和3年
コチラを見ていただいて分かるように、年度で変わっているのは「テーマ」だけです。
※設問2をご覧ください
このように第一次検定、第二次検定で明確な出題傾向があり、 対策をとることが難しくありません。
二つ目の理由が 「第一次検定の難易度が特に低いこと」
1級土木施工管理技士の試験は、 第一次検定と第二次検定に分かれています。
第一次検定は、マークシートの択一問題です
記述式の式だと、正解が分からなければ、正解することはできません。
まぁ、当たり前の話ですが。
でも、マークシートは違います。
知識がうろ覚えで正解が分からなかったとしても、4つの選択肢の中から2つに絞るなどもできます。
こういう積み重ねで得点を積み重ねることができます。
こういった特徴があるマークシートという出題傾向に加えて、さらにもう一つ難易度を下げている要因があります。
それが合格基準です。
合格基準は6割
他の国家試験や民間資格では、7割という基準が多い中で、 1級土木施工管理技士試験の合格基準が6割と低い方です。
そのため、第一次検定の合格率は、 令和4年度~平成30年度の5年間で約60%と驚異的な数字になっています。
そして、 実際の試験で、一番の鬼門となるのが第二次検定の“経験記述”です。
経験記述問題が難易度をグッと上げています。
とはいうものの、しっかり準備すれば合格できない難易度でもありません。
のちほど詳しく解説しますが、 経験記述も事前に準備が9割
こちらも、出題の傾向が明確です。例年同じ問題であり、テーマが変わるだけ。
事前に作文を作成し、 第三者の添削を受けてブラッシュアップし、作文を覚えれば、特に難しいという事ではありません。
直近の第一次検定と第二次検定の合格率です。
年度 | 第一次検定(旧 学科試験) | 第二次検定(旧 実地試験) |
---|---|---|
令和4年度 | 63.8% | 37.7% |
令和3年度 | 60.6% | 36.6% |
令和2年度 | 60.1% | 31.0% |
合和元年度 | 54.7% | 45.3% |
平成30年度 | 62.2% | 34.9% |
それぞれの平均を見てみると、 「第一次検定: 約60%」 「第二次検定: 約37%」 となります。
令和3年度から試験制度が変わり、第1次検定についても合格基準が変わりましたが、合格率や合格者数に大きな変更はありません。
【変更点】
・出題分類の中に、 応用能力問題 (15問)が追加
・合格基準点が全体の点数以外に、 応用問題の得点が追加
合格基準
全体60%以上(39/65問)
応用能力問題 60%以上 (15問中 9問)
応用能力問題が追加され、 応用能力問題だけで60%以上という条件が追加されました。
しかし、実際に出題される問題の難易度が上がったわけでもなく、問題自体は以前までとそれほど変わっていないないのが、 先ほどの合格率の表からよくわかると思います。
実際、年間の合格者は 7,000名~ 12,000 名程度いますし、国家資格として、60%近くの合格率の試験が難しいとは言えないですよね。
よし、勉強を頑張ろうと思うので、参考書を買います
ちょっと待ってください、まずは試験合格までの全体像を理解しましょう
どんな試験なのかを理解したら、 勉強を始める前に、まずは土木施工管理技士試験に望むとどんな流れで試験が進んでいくのか理解しましょう。
そうすることで、 「どうやって勉強をすすめていけばいいのか」 ざっくりとでも理解できます。
なぜなら、大きな流れを理解しないと、戦略的に学習を進めていくことができないから。
行き当たりばったりの勉強になってしまい、 効率が上がりません。
勉強しながら、「今これ勉強してるけど、大丈夫なの?」 とやることに迷いが生じて、 勉強に集中できなくなってしまいます。
なので、 実際に試験を受けるにあたって、 まずは全体像を理解しましょう。
ということで、一年の大まかな流れを解説します。
一年の流れ
3月上旬~末
例年であれば3月から願書の販売が始まり、 中旬から下旬にかけて申し込みがあります。
まずは、絶対に合格するとこの時期に決断をしましょう!!!
4月~
過去問を購入し、 5年分を最低3周しましょう。
過去問を解く→わからない部分を参考書で調べて理解を深める。勉強はこの流れで進める。
参考書から学び始めると時間がいくらあっても足らない。
7月or8月。
1級は7月。2級は8月が第一次検定の試験日です。
7月 or 8月~
なお第一次検定合格発表後に、第二次検定の申し込み書類が届きますので、忘れずに手続きをしましょう。
8~10月
経験記述についてやることは2つ。経験記述を繰り返し覚える&過去問を繰り返し解く。この繰り返しです。
そのほかの記述式については、過去問を中心に勉強して理解を深めましょう。
10月第1周
時間に余裕をもって試験会場に向かいましょう。
翌1月上旬
合格日には公式HPで公開されます。
合格すると、合格証明証の発行手続きの申込書が送られてきます。
合格おめでとうございます!
これで晴れて1級土木施工管理技士の仲間入りです。
よし、 願書を取り寄せたし、参考書を買って勉強を始めるぞー
知識を頭に入れる前に大事なことが、 心構えを変えることです
試験に合格するために、まず大事なのは “心構え ” です。
心構えについては、stand.fmの放送でも詳しく解説しています。
よかったら聞いてみてください。
試験に臨むにあたり、最大のポイントは 「辞めること (やらないこと)を決める」ということ。
試験の勉強は積み重ねです。1日で終わるものではありません。
なので、まずは長期的に結果を出すためにはまずは、心構えから改めましょう。
合格するために一番大切なのが、やらないことをきめることです。
勉強するために必要なものは、「時間、エネルギー(やる気)」です。とはいえ、まずは勉強する時間がなくては、なにも始まりません。
しかし、日々業務に追われている現場監督や施工管理の業務についている方は、時間がないことが一番の悩みだと思います。
今の生活にプラスして何かをするというのは現実的ではありません。だからこそ、時間を作るためにまずやるべきことは、今の生活を見直して何かを「やめること」 です。
やらないことを決める=時間を作る
今までやっていたことを“やらないと決める”ことで、はじめて勉強の時間を確保できます。
私は日々の生活を見つめなおし、以下の内容をやらないと決めました。
私の場合
・平日のYouTube 2 時間
・休日のパチンコ 4時間
平日は仕事が終わった後には、 だらだらとスマホでYouTubeを1時間から2時間見ていました。
その時間をなくすために、スマホのYouTube アプリを消しました。また、休日は同僚と一緒に行っていたパチンコを辞めました。
こんなダメ人間の私でも合格できましたよ
幸いなことによく一緒にいっていた同僚も同じく1級土木施工管理技士の試験を受けるため、断りやすかったです。
今までパチンコに行っていた時間を喫茶店に行き、 勉強の時間にしたことで逆にうまく活用することができたかなとプラスに捉えています。
結論として、まずは自分の時間を見つめなおし、やらないことを決めて時間をつくりましょう。
私の場合は娯楽の時間を減らし、平日2時間、休日4時間を確保しました。
合格するために「まずはやらないことを決める」 といったように、結果を出すためには、 勉強を開始する以前から大事なことがあります。
心構えを変えることは、お金も時間もかからず簡単ですが、合格するために大事なことです。
1級土木施工管理技士の試験に望むための詳しい心構えについて、 さらに詳しい解説は、 公式LINE限定のプレミアム記事で解説しています。
登録は完全無料で、登録してすぐに記事が送られてきますので、ぜひ参考にしてください。
✅忙しいゼネコンマンが1回の受験で合格できた秘密を公開してます
関連記事 【限定公開】 最短最速! 1級土木施工管理技士の試験合格のツボ!短時間で合格できる勉強方法を1万字で徹底解説
受験するのが不安ですが、独学でも大丈夫でしょうか?
独学でも全然、大丈夫です。
1級土木施工管理技士になるのに最初の関門がマークシート形式の第一次検定です。
合格者は、 技士補として監理技術者補佐になることができます。
第一次検定合格者:1級土木施工管理技士補
「1級土木施工管理技士の試験は難しい」 といったイメージが先行していますが実際のところは独学でも十分合格できます。
実際に、私のまわりの方はみんな独学です。同僚や後輩を見てきましたが、 独学で30名以上が合格しています。
ただすいません。 一つ謝ります。
私は不安だったので、“ある有料セミナー”に参加しました。
企業が開催するセミナーでほぼ1日を通して行うものです。
とはいえ、私の周りの人は独学で第一次検定を合格している人が何人もいます。
実際に、第1次検定を独学でも大丈夫と言える理由は以下のとおりです。
・合格基準が全体の6割 (応用能力問題でも6割以上もありますが)
・第1次検定はマークシートで択一式
・実際に合格率が高い
それぞれ詳しく解説します。
土木施工管理技士の合格基準は6割以上です。
現在数多くある資格の中でも、合格基準は7割という資格がほとんどかと思います。
コンクリート技士だと7割ですし、業界でも有名な宅建士の資格も7割程度です。
※私はコンクリート技士の試験を3回受けて合格できませんでした。涙
それに比べて、全体の6割というのはハードルがかなり低いかと
第1次検定が4択問題のマークシート式というのもハードルが低い理由です。
実際、 4つの選択肢から選ぶので、勘で書いても1/4の確立で正解できますからね。
また、出題形式も明確な傾向があります。
出題分野は、大きく5個に分けられていて、 問題数も例年ほとんど変わっていません。
出題項目
・共通工学
・施工管理
・土木一般
・専門土木
・土木法規
令和3年度から施工管理という項目が加わりましたが、基本的には大きく変わりません。
この2つの理由により対策が十分に行いやすいことから、 独学でも十分だと言えます。
実際の合格率は以下のとおりです。
年度 | 第一次検定 (旧 学科試験) |
---|---|
令和4年度 | 63.8% |
令和3年度 | 60.6% |
令和2年度 | 60.1% |
合和元年度 | 54.7% |
平成 30 年度 | 62.2% |
平均を見てみると、第一次検定 : 約 60% です。
国家試験にしては圧倒的に高い合格率ですよね
しかも、実際にこの中でも、 全く勉強してきていない人も一定数の方がいるので、勉強している人の中では、もっと合格率は上がります。
以上の3点の理由から 独学でも合格は十分可能だと言い切れます。
とはいえ、勉強しなくては絶対に合格できません。
なので、後ほど勉強方法を解説しますので、このまま読んでくださいね。
まずは昨年の過去問をといて、 問題の雰囲気や傾向と自分が確実に点を取れる範囲を見極めましょう。
本番とおなじように時間をはかり、 自分の実力と現状を把握しましょう
このとき、点数がとれなくても全然気にする必要はありません。
目的は、問題の雰囲気を知ることと、自分の得意分野と苦手分野を知ることです。
次に、やることが目標となる点数を決めること。
45点を目途に目標を決めて、足りない部分を重点的に復習して覚えていきます。
改めて合格するための勉強方法は、整理すると以下の順番です。
勉強方法
過去問を解く
わからない部分の理解を深める
基本はこのステップです。
勉強の中心はあくまで過去問です
なぜなら、過去問は一種のボーダーラインになるから。
過去問に出題されているレベルの問題が解けることが、 1級土木施工管理技士の試験の目安になります。
過去5年の問題を繰り返し解いて、わからない部分について理解を含めて復習することが一番成果に繋がります。
正直、 1年分の過去間は6時間あれば解いて復習まで可能な時間です。
5年間分最低3回、 過去問を解けば合格できるレベルの知識はつきます。
なので、6時間×5年分×3回=90時間過去問に向き合うことが、結果に繋がる勉強の最低ラインだと思ってください。
あくまで一般的な学習期間として、試験に申し込みを行う3月~6月末までの4か月間を想定した勉強プランを紹介します。
学習時間の例
平日&土曜日 : 45分
日曜日 : 2時間
合計 17週で 153 時間
3月~6月までの4ヶ月間を勉強機関にあてると考えると、平日と土曜日は45分、休みの日は2時間程度が妥当な時間かなと思います。
忙しい現場監督の方にとって、 平日に何時間も確保するのは非現実的ですよね
さきほどの例で150時間を確保することができます。
もちろん、勉強を開始するのが遅ければ、 1日当たりの勉強時間はもっと必要です。
過去問を5年分3周したとして、 他にも復習や覚える時間を合わせても十分な時間がありますよ。
もちろん、もっと少ない時間で合格できる人もいますし、逆にもっと時間が必要だと感じる方がいるかもしれません。
知識や経験に差があるとした上で、あくまで一つの目安にしていただけると幸いです。
第二次検定は難しいと聞いていますが、 独学でも大丈夫ですか?
第二次検定でも独学で十分合格できます、ただし注意点が一つあるのでそれだけは絶対にやってください。
第2次検定も独学で全然大丈夫です。
なぜなら、第二次検定の試験も出題される問題に明確な傾向があるからです。
実際に私が受験をしたときは、会社が用意してくれた経験記述の添削サービスを利用して、文章を添削してもらっただけで、スクールなどには一切通っていません。
ただし、注意点が1つだけあります。
経験記述作文は必ず第三者に見てもらうこと
経験記述作文は書いたからといって、それでOK というわけでありません。
必ず第三者に見てもらいましょう
自分では気が付かない部分が必ずありますよ。
第二次検定は合格基準に達する経験記述作文を事前に準備できるかどうかです。
試験対策を経験記述と、それ以外に分けて解説します。
第2次検定を受けるうえで、一番の鬼門となる 「経験記述」 について解説します。
経験記述の試験対策は大きく分けて3つ。
合格基準に達している論文を読む
実際に自分で論文を書いてみる
他の人に文章を読んでもらいブラッシュアップする
最後の「他の人に文章を読んでもらいブラッシュアップする」という工程を飛ばしてしまう人がいるのですが、 絶対にNGです。
必ず誰かの見てもらって添削を受けましょう。
私ももちろん添削を受けましたし、私の周りで合格した人は必ず、誰かに文章を見てもらってます。
会社の先輩や上司に見てもらうのでも、大丈夫だとは思います。
ですが、「会社に頼れる人がいない」 とか 「ちゃんとした会社のサービスを利用したい」 のであれば、独学サポート事務局がおすすめです。
開講 19年の老舗サービスながら、 通信講座の中でも最安値で利用することができます。
実際の口コミや評判はコチラの記事で解説しています。
✅独学サポート事務局の口コミ
関連記事 独学サポート事務局って口コミや評判良くて、実績もすごいけどどうなの?実際に利用した結果 【論文の代行は効果アリ】
ちなみに、経験記述の対策はこちらの記事で詳しく解説しています。
✅2万字越えの大ボリュームの記事
関連記事 【テンプレあり】土木施工管理技士試験における経験記述講座【完全攻略】
なお、 作文を書く時間がないという方は、 独学サポート事務局の作文作成代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか?
詳しくはコチラの記事で解説しています。
最大5テーマまで自分の実務経験に合わせて作文を代わりに作成してくれるので、大幅な時短に繋がり、その分ほかの勉強にあてることができますよ。
✅経験記述の作成代行といえば独学サポート事務局
独学サポート事務局のオリジナルサービス「経験記述の作文作成代行サービス」を徹底解説
関連記事 【経験記述の作成代行サービス】独学サポート事務局を徹底解説
第二次検定はすべて記述式での問題で、令和3年から傾向が変わり必須問題が3問の選択問題が4問になりました。
過去の出題をみると、問1の経験記述、問2は穴埋め、問3は記述となっていて、ここまでが必須問題です。
また、問4〜問7は穴埋め式で2問を選択、問8~ 問11 は記述式で2問を選択する形で形成されています。
3年分の事例は以下のとおりです
1級
問題 | 令和5年 | 令和4年 | 令和3年 |
---|---|---|---|
1 | 経験記述 (品質管理) | 経験記述 (安全管理) | 経験記述 (安全管理) |
2 | コンクリート | 安全管理 | コンクリート |
3 | 安全管理 | 品質管理 | 施工計画 |
4 | 土工 | コンクリート | 土工 |
5 | コンクリート | 品質管理 | コンクリート |
6 | 安全管理 | 安全管理 | 安全管理 |
7 | 建設副産物 | 土工 | 建設副産物 |
8 | コンクリート | 土工 | 土工 |
9 | 土工 | コンクリート | コンクリート |
10 | 安全管理 | 安年管理 | 安全管理 |
11 | 施工計画 | 建設副産物 | 施工計画 |
この表からわかるように、広い範囲がまんべんなく出題されます。
「土工」「コンクリート」「安全管理」「品質管理」「施工計画」「建設副産物」 からバランスよく出題
穴埋め、記述式の問題は過去10年分を繰り返し解けば OK です。
最低3回を目途にできれば5回繰り返せば、かなり知識は定着します。
とにかく書いて覚えましょう
基本的には第一次検定で覚えた内容と同じなので、 気負わずにしっかり勉強すれば大丈夫です。
第二次検定合格に必要な勉強時間を経験記述とそれ以外で分けます。
経験記述に必要な勉強時間ですが、 以下の2つに分けられます。
・作文を執筆する時間
・執筆した作文を覚える時間
作文を考える時間1本5時間。
内訳は、過去の事例をみて書き方を学ぶのが2時間、内容を考えるのが1時間、実際に書いて添削を受けて修正するのが2時間。
これを、品質、安全、工程の3本書くとすると15時間。
これをひたすら書いて覚えます。
書いて覚えるのは、早ければ1本15分で書けます。最低5回は書いて覚えましょう。
5回も手書きで書き写せばかなり覚えます。
それでも、4時間程度です。
私は不安だったので、 8回は書いて覚えました
また、経験記述以外の勉強時間も必要です。
私は過去問5年分を2周しかしませんでしたが、ちょっと油断していました。
過去問5年分を4時間で解き、それを2回繰り返したので合計 10時間です。
実際には、10年分を3週すれば安心だと思います。それには、10時間×3で30時間となります。
つまり、第二次検定の勉強にかかる時間は、
経験記述: 15時間 + 4時間
経験記述以外: 30時間
合計 50 時間は必要です。
「意外と勉強時間が必要だな」と感じた方がいるかもしれません。
ですが、7月の第一次検定が終わってから、すぐに経験記述の対策をはじめれば十分時間を確保できます。
私も合格の発表の前から経験記述論文を作っていました
しかし、 経験記述に力を入れすぎて、 そのほかがおざなりになってしまったのが反省です。
ちなみに、経験記述の時間を減らすことができるのが、この独学サポート事務局の経験記述作成代行サービス。
あなたの実務経験に合わせてオリジナルの経験記述作文を書いてくれます。
作ってもらった作文をそのまま書き写して100%合格できるとは言い切れませんが、参考にはなるのでかかる時間を大きく減らすことができます。
気になる方はぜひチェックしてみてください
✅経験記述の作成代行といえば独学サポート事務局
独学サポート事務局のオリジナルサービス「経験記述の作文作成代行サービス」を徹底解説
関連記事 【経験記述の作成代行サービス】独学サポート事務局を徹底解説
以上、土木施工管理技士の試験の勉強方法について解説しました。
・1級土木施工管理技士試験は独学でも十分合格できる
・独学で合格できる理由は3つ 「出題傾向が明確」 「第一次検定の難易度が特に低い」「高い合格率」
・実際にX(旧Twitter)でアンケートをとったところ、81.1%の人が独学で合格していた
・1級土木施工管理技士の合格に必要な勉強時間は150~200時間
合格に向けて一緒に勉強を頑張りましょう。
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