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この記事では、経験記述でよく使われる用語を、意味と実際の記述例がセットでわかるようにまとめました。
ぜねた辞書代わりにブックマークして、書き方に迷ったときに読み返してください。
記述例はあくまでイメージをつかむための例文です。自分が経験した現場の状況や数字に置き換えて使ってください。
丸写しはNGです。
経験記述の全体的な書き方や例文については経験記述の完全攻略の記事で詳しく解説しています。
✅経験記述の書き方を21,000字で完全解説
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工事概要で問われる、その工事におけるあなた自身の役割のこと。
現場監督、現場代理人、主任技術者、監理技術者、発注者側監督員など、施工を「管理する側」の立場を指します。
ぜねた作業員や重機オペレーターなど、管理されている立場は認められません。
記述例
工事現場における施工管理上のあなたの立場:現場代理人、主任技術者、監理技術者、発注者側監督員
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経験記述の核となる要素ですが、「問題点」と混同して書いてしまう人がとても多い用語です。この2つは似ているようで役割が異なるので、まずは違いを整理しておきましょう。
問題点:現場が抱えている、望ましくない事実や状態そのもの。
ぜねた「〜であった」「〜していた」のように、現在・過去の状況を客観的に描写する部分です。
例:盛土材料の含水比が高く、施工機械のトラフィカビリティ確保が困難であった。
技術的課題:その問題点を踏まえて、「施工管理上、何を達成しなければならないか」を前向きに示したもの。
ぜねた「〜することが課題であった」という形で締めくくります。
例:軟弱な盛土材料を用いても、所定の締固め度を確保することが品質管理上の課題であった。
言い換えると、問題点は「現場で起きている困りごと」、技術的課題は「その困りごとを乗り越えるために目指すべきゴール」です。
問題点を書いただけで終わり、課題(ゴール)まで昇華できていない答案が非常に多いので注意してください。
ぜねたここが曖昧なままだと、後に続く検討内容・対応処置とのつながりも弱くなってしまいます。
記述例
NG例(問題点の描写で止まっている)
現場は軟弱地盤であり、盛土材料の含水比が高かった。
OK例(問題点から技術的課題まで書けている)
現場は軟弱地盤であり、盛土材料の含水比が高かったため、所定の締固め度を確保することが品質管理上の技術的課題であった。
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高さ2m以上の場所で行う作業のこと
労働安全衛生法により、作業床の設置や墜落制止用器具の使用など、墜落防止措置が義務付けられています。
記述例
本工事は高さ14mの橋台上部での高所作業を伴う工事であり、足場からの墜落・転落災害の防止が安全管理上の課題であった。
高所からの資機材や工具の落下により、下方の作業員や第三者に被害を及ぼす災害のこと。
記述例
供用中の県道の上空で足場を組んで作業を行う工事であったため、資機材の飛来・落下による第三者災害の防止が安全管理上の課題であった。
工事関係者以外の第三者(通行人や近隣住民など)に及ぶ災害のこと。市街地の工事や、供用中の道路・鉄道に近接する工事で特に重要になります。
記述例
本工事は人通りの多い駅前市街地における工事であったため、通行車両及び歩行者に対する第三者災害の防止が安全管理上の課題であった。
第三者災害について記述した安全管理の例文を、例文5選の記事で紹介しています。

高所作業時に着用する墜落防止用の保護具のこと。
ぜねた以前は「安全帯」と呼ばれていましたが、法改正により名称が変わり、令和4年1月以降はフルハーネス型の使用が原則となっています(高さ6.75m以下では胴ベルト型も可)。
記述例
足場上での作業時は墜落制止用器具の着用を徹底し、作業開始前にフックの掛け忘れがないか点検を実施した。
高温多湿な環境下で体温調節機能がうまく働かなくなり発症する症状の総称のこと。
ぜねた夏季にコンクリート打設などの連続作業を伴う工事で課題になりやすいテーマです。
記述例
夏季における橋台コンクリートの連続打設作業となるため、作業員の熱中症の防止が安全管理上の課題であった。
熱中症について記述した安全管理の例文を、例文5選の記事で紹介しています。

盛土は土を盛って地盤を高くする工事、切土は地山を掘削して低くする工事のこと。
道路土工や造成工事では必ずと言っていいほど登場する基本用語です。
記述例
本工事は、切土量28,000㎥、盛土量15,000㎥を有する道路改良工事である。
含水比が高い粘性土や、締まっていない砂質土など、支持力が低くN値が小さい地盤のこと。放置すると沈下や崩壊のリスクがあります。
記述例
本工事の現場はN値2程度の粘性土が広く分布する軟弱地盤であったため、盛土の締固め度確保が品質管理上の課題であった。
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切土・盛土によってできる傾斜面のこと。土質や高さに応じた安定勾配を確保しないと、崩壊の危険があります。
記述例
施工箇所は最大高さ10m、法面の段数5段の切土のり面を有しており、法面崩壊の防止が安全管理上の課題であった。
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打込み後の初期に凍結のおそれがある寒冷期(日平均気温4℃以下が目安)に施工するコンクリートのこと。
初期凍害の防止が課題になります。
記述例
冬季にL型擁壁のコンクリート打設を計画しており、気温が4℃以下になることが予想されたため、寒中コンクリートとして初期凍害の防止と強度の確保が品質管理上の課題であった。
日平均気温25℃を超える時期に施工するコンクリートのこと。
ぜねたスランプロス、コールドジョイント、急激な水分蒸発によるひび割れが課題になります。
記述例
夏季にボックスカルバートのコンクリート打設を行う計画であり、日平均気温25℃を超えることが予想されたため、暑中コンクリートとしてコールドジョイントの防止が品質管理上の課題であった。
部材断面が大きい※コンクリート構造物のこと。
※広がりのあるスラブについては厚さ80~100cm以上、下端が拘束された壁では厚さ50cm以上
ぜねたセメントの水和熱により、内部と表面の温度差から温度ひび割れが発生しやすくなります。
記述例
躯体の厚みが1.5mと厚い橋台を構築する工事であったため、マスコンクリートとしての温度ひび割れ防止が品質管理上の課題であった。
作業を矢線(→)、作業の開始・終了点を丸印(○)で表し、作業間の依存関係を視覚化した工程表のこと。
ぜねたバーチャート工程表と異なり、クリティカルパスの把握に適しています。
記述例
各工程の遅れが全体工期に与える影響を把握するため、ネットワーク式工程表を作成し、作業間の関連性を整理した。
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ネットワーク工程表上で、最も日数がかかる経路のこと。
この経路の作業日数が全体の工期を決定するため、ここが遅れると工事全体が遅延します。
記述例
ネットワーク式工程表により算出したクリティカルパス上の作業に対して〜〜〜〜〜を実施し、工期を5日短縮した。
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