\ 公式LINE登録は完全無料 /
今すぐお友達になる公式LINE限定で、土木施工管理技士試験対策のプレミアム記事を公開中
有効数字3桁ってどんな風に表すの?
そもそも有効数字って何?
本記事ではこんな悩みを解決します。
・有効数字3桁の例
・有効数字を使う場面や使い方
・エクセルで有効数字3桁に揃える方法
この記事では、有効数字3桁で示すとどのようになるのか例題を交えてに解説しています。
これを読み終えれば、有効数字○桁で示せと言われても、即答できるようになります。
執筆者
『つちとき』管理人|元準大手ゼネコン勤務|土木の現場監督7年|1級土木施工管理技士|書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』著者
『つちとき』管理人|元準大手ゼネコン勤務|土木の現場監督7年|1級土木施工管理技士|【経験工種類】道路土工事、トンネル、PC上工、橋梁下部工|書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』出版
当サイトの運営者ぜねたの詳しいプロフィールは、コチラです。
当サイトでは、現場監督の抱える悩みを解消するコンテンツを用意しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
有効数字3桁ってどんな数字ですか?
「123」 や 「0.123」 というように意味のある数が3桁目まである数値です
有効数字3桁とは左側から数字を数えて0以外の数字から始まり3桁目まで意味ある数が並ぶ値です。
以下の図が分かりやすく解説した図になります。
これが有効数字3桁です。
数字を左側から順番に数えたとき、 0 以外の数値が初めて出てきたところから3桁の数字を省略しないで示すことです。
これを有効数字3桁といいます。
言葉で言われてもピンとこないと思いますので、具体例を交えて解説します
有効数字の桁数は以下のとおりです。
例
123.4 → 有効数字4桁
123 →有効数字3桁
123000→ 有効数字6桁
12.3 → 有効数字3桁
1.23 → 有効数字3桁
0.000123 →有効数字3桁
1.20 → 有効数字3桁
1.2 →有効数字2桁
有効数字の表現について、理解できたと思います。
有効数字○桁と言うのは、○ 桁目まで意味のある数値であるということです。
求めたい桁まで表示するということは、その桁まで意味がある値であるということ。
有効数字の桁数が多いという事は「細かい精度」まで必要とする数値ということ
例をあげると、 12.345m、 12m という数字は有効数字2桁にすると同じ数字です。
しかし、 12.345m という数字は12mに比べて精度が異なります。
12.345 という有効数字5桁で表示された数字は、 12.345m まで精度が要求された値であるということ。
なので、 有効数字の桁数が多いという事は、それだけ高い精度が要求された値であるということです。
ちなみに、 有効数字の数え方は、先ほどの図で示した通り、0以外の数字が始まるときを桁数の始まりとして左から数えた数字になります。
注意点として、1より小さい数字で1の位が0から始まるときは数え方に特徴があるので要注意です。
さらに詳しい内容については、[有効数字の桁数の数え方について徹底解説]で解説しています。
✅有効数字の桁数の数え方を解説
関連記事 有効数字の桁数の数え方について徹底解説
参考にしていただけると幸いです。
また、次にどのように四捨五入するのか、 どのように計算するのか解説します
有効数字3桁で示せ、という問題が出たけどどうしたらいいかな
有効数字の4桁目を四捨五入すれば解決です
「有効数字3桁で示せ」と指示があった場合、 有効数字4桁目の数字を四捨五入します。
と、言われてもピンとこない方もいると思うので、 具体例を示して解説します。
工学では一般的に有効数字3桁または2桁程度であらわすことが一般的です。
なので有効数字3桁で示すというのは、有効数字4桁目を四捨五入すること。
具体例をあげます。
例: 下記の数を有効数字3桁で表してください。
(1)1.2345
(2)12.345
(3)0.123450
(4)0.1256
答えは以下のとおりです。
答え
(1)1.23
1.2345の4 (有効数字4桁目、 小数第3位)を四捨五入して切り捨て
(2)12.3
12.345の4 (有効数字4桁目、 小数第2位)を四捨五入して切り捨て
(3)0.123
0.12345の4 (有効数字4桁目 小数第4位)を四捨五入して切り捨て
(4)0.126
0.1256の6 (有効数字4桁目、 小数第4位)を四捨五入して切り上げ
有効数字に対する理解が深まったところで、 次に実際の計算例を解説します。
例
3.985×3.45 の結果を有効数字3桁で示せ
答え
3.985×3.45=13.74825
有効数字3桁なので、 左から4つ目の数字である 13.74 の 「4」 を四捨五入します
13.7
また、混同しがちになる小数点を例に問題をだします。
例
3.985 × 3.45 の結果を小数第2位で示せ
答え
3.985 × 3.45=13.74825
小数第2位なので、 小数点から3つ目の数字である 13.748 の 「8」 を四捨五入します
13.75
有効数字は小数点と関係なく、0以外の左から数えます。
小数第○位というのは、小数点以下を小数点から数えます。
小数については詳しくは、[ 小数第二位!1分でわかる切り捨て、切り上げ、四捨五入の計算方法を解説!]で詳しく解説しています。
✅小数第2位の数え方や切り上げ切り捨てについて解説
関連記事 小数第二位!1分でわかる切り捨て、切り上げ、四捨五入の計算方法を解説!
有効数字◯桁を一発で計算してくれる便利なエクセルがるので、共有させていただきます。
『Office の価格といえば、世界中で広く使われて いるMicrosoft Office(マイクロソフトオフィス)の価格は代表だ。』 というブログの 「Excelで有効数字3桁の表示方法 有効数字の合わせ方 計算方法も紹介!」という記事で紹介されていて、 ネットで調べていた時に見つけました。
有効数字○桁をエクセルで示す
ROUND (数値,(O-1)-INT (LOG (ABS (数値))))
○に桁数を入力し、 数値の部分に変換したい数値を入力します
なお、数値の部分はセルの名前でも大丈夫です
(A3、B5など)
例
12.3456789 を有効数字3桁で示せ
12.3456789 ROUND (12.3456789, (3-1)-INT (LOG (ABS (12.3456789)))) 12.3
便利なので効果的に活用してみてください。
有効数字3桁の例を交えて解説したので、計算方法について理解できたと思います。
・有効数字3桁は、 [1.23] [0.123]
・有効数字3桁で数値を示したいなら、一般的には有効数字4桁目の数を四捨五入
・エクセルで有効数字◯桁を表示するなら ROUND (数値, (○-1)-INT (LOG (ABS (数 値))))
以上、有効数字3桁について解説しました。
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
『つちとき』にコメントする