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工事現場で使う用語って、専門用語や業界用語が多くて難しい・・・
先輩や職人さんが話している言葉がわからない・・・
本記事ではこんな疑問を解決します。
本記事では、工事現場で使われている建設業界特有の専門用語について解説します。
現場を管理する立場の施工管理として働くうえで、私が最初に壁を感じたのは「みんなが言っている言葉がわからなかった」こと。
なので、業界で10年間働いている私が最低限知っておかないと業務に支障となる用語をまとめました。
全てを覚える必要はないとはおもいますが、 最後まで読んでいただければ”技術者として恥ずかしくない段階”までレベルアップできます
また、必要な時に何度も見返せるようにブックマークをしたり、 スマホならホーム画面においたり、しておくことをオススメします。
なお、 知りたい単語がある場合、「ctrl」+ 「F」 で検索可能です。
執筆者
『つちとき』管理人|元準大手ゼネコン勤務|土木の現場監督7年|1級土木施工管理技士|書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』著者
『つちとき』管理人|元準大手ゼネコン勤務|土木の現場監督7年|1級土木施工管理技士|【経験工種類】道路土工事、トンネル、PC上工、橋梁下部工|書籍『仕組み図解 土木工事が一番わかる』出版
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アーク溶接機を用いて、 電気エネルギーを空気中の放電現象に変えることで、 発請する熱を用いて金属の溶接を行う作業です。
アークとは
アーク放電とは、 気体の放電現象の一種で、 空気中に発生する電流のこと
空間的に離れた2つの電極に電圧をかけていくと、 やがて空気の絶縁が破壊されて2つの電極の間に電流が発生し、 同時に強い光と高い熱を発生します。このとき発生する弧 (Arc) 状の光を「アーク」 といいます。
特別教育を受講した人が行うことができます
アークの溶接では、電極 (溶接棒またはワイヤ)にプラス、母材にマイナスの電圧をかけます。 そうすることで、母材から電極へのアークが発生します。
丸みやカーブのこと。
円の半径をあらわす単語 radius が由来となっています
現場では、
「この道路線形は何アール?」
「3,000 アールです (半径3km のカーブ)」
といった使い方をします。
Radio Isotope (ラジオアイソトープ) を短縮した言葉で、 RI (アールアイ) 測定器のことをいいます。
RI測定器は、 微量のRI ( 放射性同位元素) を利用して土中の湿潤密度や含水量を測定できる機械で、迅速に土の締固め度を計測することができます。
砂置換法による現場密度管理に比べて、以下のメリットが挙げられます。
・短時間で締固め度の計測が可能 (10分程度)
・測定結果に測定者の技能が要求されない
一緒に作業をすること異なる職種の人が共同で作業をすること。
現場では、
クレーン作業の作業内容を 「型枠作業合番 (型枠組立作業にあたり、必要な資機材の積み下ろしや楊重作業をします)」といった使い方や、鉄筋組立作業台番(鉄筋の組立作業にあたり、 必要な資機材の積み下ろしや楊重作業をします)」
といった言い方をします。
また、
型枠大工さんがクレーン作業時に、「コンクリート打設合番 (コンクリート構造物が所定の出来形になるように、 型枠の調整及び、 型枠支保工の異常がないように点検をする)」
といった意味の使い方をします。
複数の業者から見積もりをとること。
3社から見積もりをとるのが一般的です。
クレーンやユニック、高所作業車、ポンプ車など、転倒しないように車の横に張り出して車体を安定させる装置のこと。
トンネル工事において、坑内以外での工事のこと。
部材同士の 「スキマ」 「間隔」のこと。
主に、 鉄筋同士の間隔を意味する言葉として用いられます。 他の表現では、「感覚」や「ピッチ」 という言葉でも表現します。
なお、鉄筋のあきや間隔、ピッチについての決まりは、「鉄筋のピッチ(間隔)、あきとは!?徹底解説!」 の記事で詳しく解説しています。
自重やなどが作業した際にたわみやなじみなどで低くなることを考慮して、あらかじめ所定の位置より高めに構造物を構築しておくことを 「上げ越し」 といいます。
主に、
コンクリート打設の際に、コンクリートの自重を考慮して型枠の高さを普段より上げて (上げ越しをして) おき、 打設後に規定の高さになるように管理するといった使い方をします。
他には、 沈下を考慮して盛土を高く持っておくというような使い方をします。
仮設の足場などに資機材の落下物による危険防止のため、 足場の外側にひさしとして斜め上方向に取り付ける安全施設。
建築工事で主に使われます。
生コンを運ぶ車のことをアジテータ車、トラックアジテータと呼びます。
アジテータ (agitate) とは、 攪拌という意味の言葉です
生コン工場で練り混ぜた生コンを、 トラックアジテータにより攪拌しながら運搬します。
アジテータ車について、寸法や決まり、金額などさらに詳しい内容な「トラックアジテータとは!? 生コン車、 ミキサー車との違いを徹底解説」の記事でさらに詳しく解説しています。
工事目的物を作るために必要な仮設の足場
設置から解体まで60日以内かつ作業床が地上から10mの場合、労働基準監督署に届出が必要です。
石、砂、石粉及びアスファルトを配合した混合材料。
道路の舗装に使われる材料です。
粗骨材は2.36mmふるいにとどまる骨材
細骨材は2.36ふるいを通過して、0.075mmふるいにとどまる骨材
接合部などに 「余裕」 や 「ゆるみ」 がある状態のこと。
また、 作業がなく現場で
現場では 「あそこのナット遊びがあったぞ。 しっかり締めて」 や、 「このままだと明日作業員が遊ぶから、あそこに丁張をかけないとダメだ」
という風に使います。
コンクリート表面に見られる空隙や、 粗骨材が密集した部分のこと。
ジャンカという言葉とイコールの意味です
橋の両端部に構築する橋台のこと。
また、橋台の中でも上部工からの荷重及び背面の土圧を受ける下部構造物のことも、アバットと言います。
コンクリート中に含まれるアルカリ分と、 骨材に含まれる反応性シリカ成分が反応することで、アルカリシリカゲルが生成され膨張数することにより、 コンクリート構造物にひび割れを発生させることで劣化を生じる現象。
ASRとも表現します
特徴として亀甲上のひび割れが発生します。
全国的に発生が確認されていて、 代表的なコンクリートの劣化原因になっています。
土台が基礎からずれたり、ぬけたり、 といいった現象を防ぐことを目的として、基礎に埋め込んでおくポルトのこと。
先にコンクリートに埋め込んでおく方法や、コンクリートが硬化した後に孔をあけてアンカーボルトを設置する方法など、使用方法やサイズ、種類は多岐にわたります。
目視で確認することができない、地下に設置する用排水のこと。
反対に、地上に見える用排水のことを開渠といい U字溝などオープンな開水路のことをいいます。
L形の鋼材のこと。
様々なサイズの商品があり、JIS規格が決まっています。
等辺山形鋼、不等辺山鋼材 JIS G 3192
労働安全衛生法第30条に基づき元方事業者が設置・運営するもので、一般的に「災害防止協議会」と呼ばれます。
混在作業による労働災害の防止
「災防協」と呼ばれます。
特定元方事業者が統括安全衛生責任者を選任しなければいけない場合に、関係請負人がそれぞれ選任する役職のこと。
安全衛生責任者の職務は以下のとおりです。
1) 統括安全衛生責任者との連絡
2) 統括安全衛生責任者から連絡を受けた事項の関係者への連絡
3)2)のうち、当該請負人に係るものの実施についての管理
4) 当該請負人がその労働者の作業の実施に関し計画を作成する場合における当該計画と特定元方事業者が作成する安衛法第30条第1項5号の計画 (仕事の工程に関する計画等)との整合性の確保を図るための統括安全衛生責任者との調整
5) 当該請負人の労働者の行う作業及び当該労働者以外の者の行う作業によって生ずる安衛法第15条第1項の労働災害 (混在作業に起因する労働災害)に係る危険の有無の確認
6) 当該請負人がその仕事の一部を他の請負人に請け負わせている場合における当該他の請負人の安全衛生責任者との作業間の連絡調整
許容応力度に対する余裕をみた割増計数のこと。
建設業で幅広く利用されている構造用部材のこと。
凹凸を設けた棒状の鋼棒です。
JISでは、「鉄筋コンクリート用棒鋼」としてG 3112、「鉄筋コンクリート用再生棒鋼」としてG 3117で規定されている。
手押しの一輪車のこと。 道具や資材を運ぶのに用いられます。
現場では 「ネコ」といます
会社を維持管理し運営していくために必要な費用のこと。
公共工事では積算上、決まった経費率を乗じて見込んでいます。
主な内容は以下のとおりです。
・社員の給与や交通費
・福利厚生費
・事務所の家賃や水道光熱費
・減価償却費
・その他事務用品費用など雑費
実際の経費率など、さらに詳しい解説については、[公共工事における一般管理費について、何パーセントが妥当なのかを徹底解説]で詳しく解説しています。
鉄筋の継手の際に同一箇所に設けられた継手のこと。
基本的には、いも継手は避けるべきとされています。
いも継手とは具体的にどういう状態であるのかや、鉄筋継手の基準については[『いも継手』とは!?鉄筋の重ね継手の基準について元ゼネコンマンが徹底解説]で詳しく解説しています。
正式名称はインパクトレンチという名前の工具で、 通称インパクトと呼ばれます。
圧縮空気を利用して締め付けを行うので、手で締め付けるより大きな力で締め付けをおこなうことができます。
布の切れ端のこと。
工事現場ではよく使います。
発注する側が発行する注文書に対して、受注者が 「発注を受ける意志」を表明するために発行する書類のこと。
印紙税法で「契約の成立を証明する書面」として、金額に応じて収入印紙の貼り付けが義務付けられているので注意してください。
施工体制台帳に業者間で契約を締結したことを示すため契約書の写しとして、注文書と請書の添付が必要です。
施工の際に設置した仮設構造物を回収せずにそのまま、 埋めてしまうこと。
コンクリート打設の際に設置する鉄筋を保持する鋼材や、土留めとして用いた鋼材などを埋めごろしにする場合があります。
部材などの上部分のこと
現場では
「埋戻しの高さは、桝の上端でいいんだよね?」
といったような言い方をします
標準貫入試験により求めるられる地盤の強度等を求める試験結果のこと。
63.5(±0.5)kgの重錘を76(±1)cmの高さから落下させ,専用のサンプラを30cm貫入させるのに必要な打撃回数
N値がどれくらいの値だと「強い地盤だ」と言えるのかといった目安や地耐力との関係については、[N値とは? 換算N値の違いや求め方、地耐力との関係を1級土木施工管理技士が解説]の記事で詳しく解説しています。
硬化したコンクリートのひび割れなどから、析出する白い物質のこと。
道路排水のために道路の路肩に設置するL形のコンクリート構造物のこと。
切土および盛土法面が降雨などにより、部分的に侵食されること。
部材同士の間隔を取って触れさせないよう調整すること。
現場では、
「ここに目地材を設置して、縁を切ろっか」
といったような言い方をします
梁やスラブなどの部材に対して生じる鉛直方向の打ち継ぎ目のこと。
打ち継ぎは弱点になるため、構造的に影響の少ない位置に設ける必要があります。
梁やスラブではせん断力の小さい、「スパンの中央」や「端から1/4に付近」に設けます。
道路や線路に対して、真ん中が山なりに盛り上がっている勾配のこと。
標準的には1.5%〜2.0%
端部や各部材の接合部というような、図面で表せていないような部分を言います。
「取り合い」と言う言葉もほとんど同じ意味で使われます。
現場では、
「ココの納まりについて、図面では示されていないから打合せしましょう」
というような使い方をします
柱のせん断補強のために使われるフープ筋のこと。
柱の主筋に対して、直角になるように配置する。
高所作業時に安全帯をかけるために設置するロープのこと。
ナイロンやポリエステルなど繊維質で作られるロープで、擦れに強く耐候性に優れています。
基本的には10mを1スパンとして、1人につき1スパンが原則です
水和の発熱と外気温の温度差により発生する応力のこと。
温度応力により発生するひび割れは制御が難しく、対策には多大な費用が必要となるなど対応が難しい。
アスファルト舗装施工後に、一般の車両を通行させても良い温度のこと。
一般的には50℃以下です
吊り荷を釣り上げたときに、バランスをとるためにつける重りのこと。
スコップの掘る部分が四角いもの。
木製の大きなハンマーのこと。
丁張をかけるのに使います
鉄筋の継手の一つ。
重ね継手の長さは一般的には40dです
dは鉄筋の直径のことで、D16の鉄筋だと16×40=540mmとなります。
つまり540mm以上の継手の長さが必要となります。
慣れればすぐに現場で違和感を見つけられるようになります
なお、重ね継手については、[重ね継手とは?重ね継手の必要長さ(ラップ長)や計算方法について元ゼネコンマンが徹底解説]で詳しく解説しています。
欠陥があること。
通常の公共工事では瑕疵担保期間は2年です
鉄筋の継手の一つ。
母材同士を加圧してくっつけて、酸素とアセチレンガスで加熱して接合する工法。
継手部には超音波試験による品質の確認と、ふくらみの大きさの出来形の測定が必要です
コンクリートを打設する際に使用する木制や鋼製の仮設の構造物のこと。
コンクリートの表面から鉄筋の表面までの距離のこと。
フーチング及び構造物の重要な部材で、コンクリートが地中に直接打ち込まれる場合のかぶりは、75mm 以上
水中で施工する鉄筋コンクリートで、水中不分離性コンクリートを用いない場合のかぶりは、100mm以上
鉄筋のかぶりについては、[鉄筋のかぶりを1級土木施工管理技士が解説]の記事で、詳しく解説しています。
わき水を集めるために設ける低く彫り込んだ“くぼみ”のこと
地下構造物を構築する際に掘削をおこなうと、 地下水の高さによっては水が湧きます。
その際に、水を貯めないために仮設の土側溝を掘り、 ある場所に水を集めて水中ポンプなどで排水を行います。
水の質量と土粒子の質量の比。
W=Ww/Ws×100
工事目的物ではないが、 間接的に工事に必要となる費用のこと。
鉄筋やコンクリートといった工事目的物を構築する材料や、 現場で働く作業員の給与、仮設足場や工事看板の設置といった施工そのものではなく間接的にかかる費用をいいます。
コンクリート中に含まれる水分が、外気などの影響で蒸発した分、コンクリートが収縮する現象のこと。
乾燥収縮によるひび割れは、現場でもよくおこります
日平均気温4℃以下が予想されるときに施工するコンクリート。
建設工事において施工の技術上の管理をつかさどるもの。
発注者から直接工事を請け負い、4000万(建築一式工事の場合は6000万)以上を下請契約する場合に設置が必要。
資格要件として、一般的には1級土木施工管理技士という国家資格保持者になります
品質管理のための試験費用や、 出来形管理のための測量にかかる費用など、 技術の管理上必要な資料の作成に要する費用。
技術管理費は間接工事費の一部です。
工事の入札時に発注者が提示する条件を、どのような技術を使って工事することができるのかアピールする仕組み。
モルタルやコンクリート、セメント、プラスターなどを急速に固化させる混和剤。
試験用につくる部材。
圧縮強度試験などに使います。
橋の始点終点で橋の上部構造を支える下部構造のこと。
また、アバットともいいます。
工事目的物を構築するの直接関係はしないものの工事をすすめていくために必要な仮設物の設置撤去のための費用のこと。
間接工事費の一部で、 「運搬費」 「準備費」 「事業損失防止施設費」 「安全費」 「役務費」 「技術管理費」 「営繕費」 といった項目が該当します。
トンネル掘削の最先端の部分。
ワイヤーロープが捻れたり、捩れたりする現象のこと。
キンクしてるワイヤーは破棄しましょう
杭の頭の部分のこと。
土砂や岩石を掘り取って穴をあける機械のこと。
建設業では、掘って削るだけなく、掘削して出た土や岩石を積み込むことも含みます。
なお、掘削と床掘は異なる作業なので注意してください
掘削は施工基面より上の部分を掘り、埋め戻しを伴わない行為です。
掘削については、[床掘りと掘削の違いとは?元ゼネコンマンが徹底解説!]で詳しく解説しています。
セメントと水を混ぜたもの。
橋梁のPCケーブルの保護や、深礎杭のライナープレートの裏込めや、トンネルの支保工の裏込めに使われます。
単管などをつなぎとめる緊結金具。
直交クランプと自在クランプがあります。
90度に固定されたクランプ。
許容荷重は500kgです。
向きを自由に変えることができるクランプ。
許容荷重は300kgです。
応力下で時間とともに、ひずみが増えてゆく現象のこと
履帯(キャタピラなど)と原動機を備え、自力で移動できて作業できる移動式のクレーン
番線などを切る工具
プロジェクトを進めていく上で最短の作業経路のこと。
大きな工事になると様々な作業が必要になり、工事の完了まで複数の経路が現れます。
そうした場合に、工事の始まりから終わりまで最も作業の日数を要する経路がクリティカル・パスになります。
クリティカル・パス内の工程が遅れると、 全体の工期に影響するすることから、 工事全体の流れを左右するのがクリティカルパスです。
なお、クリティカル・バスが何かを把握するなら ネットワーク式工程表を作成することで、どの経路がクリティカル・パスになるのか可視化することができます。
関連記事 ネットワーク式工程表の書き方!1級土木施工管理技士が徹底解説
橋梁において、支点と支点の間のこと
上の図の橋は3径間の橋です
アンカーボルトや鉄筋などを樹脂系の接着剤で定着させる工法
先っぽが尖ったスコップ.
交通の安全を確保するため、道路や鉄道等において障害となる構築物の設置が許されない空間範囲のこと。
道路法では、車道は高さ4.5m、歩道で高さ2.5mです
現場試験で求める路床や路盤の支持力を表す値。
修正CBR、設計CBRとの違いについては、[CBRとは!?現場CBRと設計CBRと修正CBRの違いを1級土木施工管理技士が徹底解説]で詳しく解説しています。
工事を施工するにあたって、工事を管理するために必要な共通仮設費以外の経費のこと。
作業服や作業用具、安全教育訓練にようする費用や、保険料、現場従事者に支払う退職金や法定福利、福利厚生費、通信費、交際費などが17の項目が該当します。
建設工事の請負契約において、請負人の代理となる権限を付与されたもの。
『公共工事標準請負約款』で規定されています。
工事現場に常駐し、その運営、取締りを行うほか、請負金額の変更、請負代金の請求及び受領など、契約に基づく受注者の一切の権限を行使することができる。
普段より強度の高いコンクリートのこと。
コンクリート標準示方書では60N/mm2を超えるコンクリートと決まってます。
工事の着手から完成までを表示した図表のこと。
一月の工程を表記した月間工程や、数週間の工程を表記した週間工程があります。
代表的な工程表は以下のとおりです。
・バーチャート工程表
・ガントチャート工程表
・ネットワーク工程表
ある程度工程を自分で引けると仕事が楽しくなります
各種工程表の特徴や引き方については、以下の記事で詳しく解説しています。
凹凸上に成形及び加工した鋼板の両端に継手が設けられたもの。
主に、土留めや河川の仮締切に用いられます
鉄鋼を生産する際に生じる建設副産物のこと。
コンクリートに不連続な打ち継ぎ目が生じる現象のこと。
適正な打ち重ね時間を過ぎたり、不適切な打設が原因で生じます
コーンペネトトロメーターを土中に押し込む際の貫入抵抗力度を測定した値です。
地盤の強さをしめす指標で単位は、kN/m²です。 コーン指数が小さいほど、柔らかい土と言えます。
機械の走行性をあらわす指標になります
なお、コーン指数の詳しい求め方やトラフィカビリティやN値との関係については、コチラの記事で詳しく解説しています。
関連記事 コーン指数とは?トラフィカビリティとN値との関係を徹底解説
コンクリートに配合されている骨材(砂や砂利)のうち、5mmふるいを通過する物。
コンクリート中の全骨材量に対する細骨材量の比を百分率で表したもの。
s/aが小さくなると所要のスランプを得るために必要な単位水量は減少します。
過小になりすぎるとワーカビリティーは悪くなります。
コンクリートを粉砕、表面処理して製造したリサイクル骨材のこと。
骨材中に含まれるモルタル量に応じて、H、M、Lに分けられます。
再生骨材H(高品質)のみJISに定めたレディーミクストコンクリートに使用できます。
岩石をクラッシャなどで砕いて作った粗骨材のこと。
一定の方法で土を締め固めたときの最大の密度のこと。
突固めによる土の締固め試験によって得られた締固め曲線の頂点の含水比のこと。
最適含水比はWoptで表します。
室内試験において土を最も安定な状態に締固めることができる含水比です。
コンクリートにおいて粗骨材とモルタル分が分離すること。
コンクリートやモルタルを打設してから経過した日数のこと。
材齢○日という意味は、σ○ というように表します。
材齢28日=σ28
労働安全衛生法で定められた作業の指揮をする人のこと。
作業の内容によって作業主任者が必要です。
品質管理上、必要な作業工程。
品質標準の決定を行い、 その品質を実現するための作業方法、使用資材や使用機械など詳しく具体的に定めたもの。
細長い柱や薄い板が縦方向の圧縮力を受けたときに、横方向に変形を起こす現象のこと。
座屈は前触れがなく突然破壊が起こる現象なので注意が必要です。
直角に曲がっている鋼製定規です。
現場でカネ(90度)を出せるのは重宝します
コンクリートの打ち継ぎ時に対して差し込む鉄筋のこと。
廃棄物処理法で規定された20種類の廃棄物のこと。
産業廃棄物は法律で厳しく廃棄方法が定められてます。
コンクリートの養生にあたり、表面に散水して湿潤状態にする養生方法です。
鋼矢板のこと。凹凸上に成形及び加工した鋼板の両端に継手が設けられたもの。
California Bearing Ratioの略で路床、路盤の支持力を表す数値です。
Joint Venture(ジョイントベンチャー)の略で、建設共同企業体のことです。
盛土における補強土壁工法の一つ。
補強材のジオテキスタイルを盛土内に敷設し,土との摩擦により土の強度を高め盛土全体を安定させる工法。
工事の資材の搬入の確保や足場の確保などに利用させる鉄板のこと。
5×10(ごっとう)、5×20(ごにゅじゅう)と大きさを尺で表し、厚みは22mmが一般的です。
5×10
1524×3048で重さは802kg
5×20
1,524×6,096で重さは1604kg
タイヤを支える車軸にかかる重量のこと。
軸重は10tを超えてはならないと車両制限令で定められてます。
土が自然状態のときに保持している含水比のこと。
上質の状態や地下水などに応じて広い範囲で変化し、砂質土で5~30%、 粘性土で 30~80%標準的な自然含水比です。
工事現場ごとに必要な原価を想定して組む予算のこと。
実行予算を組むことで現場ごとの原価を把握し、 実際にかかっている費用(原価)との差異を可視化することで、コストの管理をおこなうことができます
コンクリートの養生において、コンクリートの表面が乾かないようにする養生のこと。
セメントなどを混ぜて地盤を安定化させること。
橋面より高くなった端の部分のこと。
高欄の基礎の役割をする部分です。
トンネルや橋梁など使用する、荷重を支えるための仮説構造物のこと。
ワイヤーロープと吊り金具を連結するための金具のこと。
自然のままの状態にある地盤のこと。
盛土した地盤などに対して、硬い地盤の意味で使われます。
締め固めの不足等によりコンクリートの表面に見られるあばた状の欠陥のこと。
コンクリートの打設における施工不良の一つです。
設計計算して断面積を定めた鉄筋で、構造上重要な鉄筋のこと。
橋梁の一部で、床版が受けた果汁を橋台や橋脚に伝える主要な桁のこと。
下請け契約とは別に、労務提供を求める際に仕事の出来高に寄らずに、勤務時間とにっすに応じて賃金が支払われる方式のこと。
「請負の契約に入っていない作業」という意味でよく使われます。
工事現場でよく聞くセリフですが、「人工出し」は建設業では違法です。
アスファルト舗装工事において、アスファルト混合物の温度が110~140℃のときに、鉄の車輪のロードローラで踏み固める作業のこと。
一般的には初期転圧では10~12tのロードローラを用います。
勾配の低い方から等速で転圧します。
日平均気温25度を超えると予想される際に使用されるコンクリートのこと。
直径0.05~0.005mmの土粒子のこと。
コンクリートのひび割れを防止する目的で設置される目地のこと。
場所打ちコンクリート杭の一種のこと。
水中で打設するコンクリートのこと。
水中で材料分離を起こしにくい特殊なコンクリートのこと。
セメントが水と反応して凝結し硬化する現象のこと。
足場や建物に設ける斜材のこと。
レベルで水準測量をするのに使用する箱尺のこと。
橋脚や橋台、基礎の下に設ける強度の低いコンクリートのこと。
均しコンとも言います。
直径2mmから0.0625mmの土粒子のこと。
鉄筋の組み立ての際にかぶりを確保するために使われるモルタル製やコンクリート製の製品。
スペーサーの種類や、使い方といった決まりについては、[鉄筋のスペーサーとは!?現場監督7年の元ゼネコンマンが詳しく解説!]で詳しく解説しています。
現場に位置を出す作業のこと。
現場で若手がやる仕事の一つです。
床版のこと。
傾斜計のこと。現場では、丁張りをかける際などに使用します。
コンクリートのワーカビリティーを示す指標で、柔らかさを示す指標のこと。
トンネル工事でひりだされる岩石や土砂のこと。
工事を行うにあたって、工事着手前に工事目的物を完成させるために必要な手順や手法、管理項目等を記載した書類のこと。
監理技術者が主体的に作る必要があります。
舗装厚の設計に用いる路床のCBR値のこと。
契約書における図面等の総称のこと。
舗装の表層または基層を削って、その日のうちに新たなアスファルトを舗設する工法のこと。
型枠の感覚や寸法を保持するための金具のこと。
水と水和することで硬化する粉末のこと。
一般的にはポルトランドセメントのことを指します。
作業員を指揮する役割の人。
早期に硬化し強度を発現するセメントのこと。
長期強度の発現には優れません。
5mmふるいに質量で85%以上とどまる骨材のこと。
ガードレールの端部についている丸みを帯びた部分のこと。
詳しい解説については[袖ビームってどんなもの!?名前の由来、役割、基準、価格について解説!]の記事で詳しく解説しています。
基層用の加熱アスファルト混合物のこと。
契約図書に示された項目について、監督員が臨場(現場に行き)により、現場状況等と契約図書に相違がないか確かめること。
現在は、働き方改革として「スマートフォン」や「ウェアラブルカメラ」を用いた遠隔臨場もおこなわれています。
移動時間を削減することができるので、 業務の効率が大幅に向上します
コンクリートの打設後に型枠を取り外すこと。
型枠の適切な取り外し時期は以下の表のとおり。
部材面の種類 | 例 | コンクリートの圧縮強度(N/m㎡) |
---|---|---|
厚い部材の鉛直に近い面、傾いた上面 小さいアーチの面 | フーチングの側面 | 3.5 |
薄い部材の鉛直に近い面、45°より急な傾きの下面、小さいアーチの内面 | 柱、壁、梁の側面 | 5.0 |
スラブおよび梁、45°より緩い傾きの下面 | スラブ、梁の底面、アーチの内面 | 14.0 |
中間層や基層と、表層の間に施工する乳剤の散布のこと。
アスファルト混合物同士の付着や、継目部の付着をよくするために施工する。
アスファルト乳剤(PK-4)を用い、0.3~0.6L/㎡を均等に散布する。
なお、タックコートとプライムコートの違いや、詳しい材料、仕様などについては、[プライムコートとタックコートの違いとは]で詳しく解説しています。
ものの高さや身長を表す。
鉄筋や型枠、コンクリートの打設など、複数の異なる作業を1人で遂行する技能を身につけた人材のこと。
工種を入れ替える必要がないことから工期の短縮や手戻りの減少、コスト削減などの利点が挙げられる。
複数の職種にわたる建設業許可の取得や教育費、多能工を前提とした発注などが、留意点となる。
特に中小や中堅クラスの建設会社の生産性を高めるうえでは、有効なことから国土交通省では多能工の育成や活用の取り組みを支援する「多能工化モデル事業」を進めている。
クレーン等で荷を吊り上げる際た、クレーンのフックに荷を掛けたり外したりする作業のこと。
つり上げ荷重が1t未満のクレーンの玉掛を行うときは特別教育の受講が必要
つり上げ荷重が1t以上のクレーンの玉掛を行うときは技能講習の受講が必要
ここで言う「1t」というのは”吊り荷の重量”ではなく、”使用するクレーンやフックの能力”です
玉掛けの際に使われワイヤーロープのこと。
クレーン等安全規則により点検が義務付けられています。
玉掛け用ワイヤーロープの安全率は6倍です。
ワイヤーロープの径(mm)の2乗÷2÷20
12mmのワイヤーロープの例
12×12÷20=7.2t
しかし、12mmの玉掛けワイヤー1本で7.2tまで吊れるわけではありません。
基本使用荷重=切断荷重÷安全率(玉掛けワイヤーの場合は6)
12mmのワイヤーロープの例
7.2÷6=1.2t
12mmの玉掛けワイヤー1本で1.2tまで吊れます
台付ワイヤーロープは玉掛け用ワイヤーロープとして使用できないので注意!
直径48.6mmの炭素鋼鋼管のこと。
JIS G 3444によって規格が決められている。
構造上は必要ないが、設計図書に記載されている鉄筋を組み立てるのに必要な鉄筋のこと。
チェーンを使って滑車とテコの原理で吊荷を上げ下げするのに使う機器のこと。
定格荷重やチェーンの長さでさまざまな種類があるので、用途にあったものを使う必要があります。
はつり作業のこと。
コンクリートのレイタンスの除去などを行う際に使われます。
縦と横を揃えないで、上下左右へ交互にずらして配置すること。
現場では、
「鉄筋の継手位置は千鳥です」
という使い方をします。
この場合は、「鉄筋の継手位置は揃えずに、交互に配置します」という意味になります。
貫板と木杭を用いて、現場で構造物の"位置"、"高さ"を示す仮設の目印のこと。
大きく分けてこの2種類に分かれます。
丁張りの種類やかけ方については、[土木工事における丁張りのかけ方!計算方法、やり方、手順を解説]の記事で詳しく解説しました。
工事に直接必要な費用で、 職人などの人件費の「労務費」、鉄筋やコンクリートなどの 「材料費」、 特許使用料や水道光熱費、 機械経費などの 「直接経費」をいいます。
現場で作業をおこなう現場従事者の方の休憩用や、資機材を置く目的で設置される仮説の建築物のこと。
現場詰所が奇麗だと管理が行き届いた現場で、使っている業者も信用できるなと思います
土木作業員のこと。
言葉のルーツは江戸時代です。
当時は、土木業者を「土手人足方(どてにんそくがた)」と呼ばれていました。
それが略されて、「土手方(どてかた)」から「土方(どかた)」になった、と言われています。
工事目的物の出来上がった部分のこと。
国土交通省の『土木工事施工管理基準』で定める施工管理の一つ。
施工管理
若手の現場監督が管理を求められるものの一つです.
よくある質問として「出来高と出来形って何が違うんですか?」という質問を頂きますが、[出来形と出来高の違いを1級土木施工管理技士が徹底解説!意外な落とし穴とは?]の記事で詳しく解説しています。
土木工事になくてはならない建設資材です。
鉄筋コンクリート構造物において、引張力を受け持つ部材です。
現場でよく使われるのは以下の2種類です。
「鉄筋コンクリート用棒鋼」としてJIS G 3112で規格が定められています。
作業を行う際に補助する人のこと。
物や部材の上端のこと。
特定元方事業者の現場において、現場の安全を統括する責任者のこと。
労働安全衛生法第15条第1項により定められています。
統括安全衛生責任者は、特定元方事業者の従業員と関係請負人の従業員の合計が50人以上の場合、労働安全衛生法施行令により選任が義務づけられています。
ずい道建設、橋梁建設など特定の仕事では30人以上です。
距離を測る光波測距儀と、角度を測るセオドライトを組み合わせた測量器具のこと。
道路法、車両制限令で定められた「一般的制限値」と呼ばれる車両の制限値を超えた車両
道路法に基づく車両制限
幅2.5m×長さ12m×高さ3.8m
重さ 総重量20t
25tラフタークレーンも特車なんです。
元方事業者のうち、建設業、造船業の仕事を行う者のこと。
労働安全衛生法第15条第1項により定められています。
特定の業務を行うにあたって、厚生労働省が定める教育のこと。
事業者は、厚生労働省令で定める危険又は有害な業務に労働者をつかせるときは、その業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行わなければならないこととされています。
労働安全衛生法第59条第3項
何の作業で特別教育が必要かは労働安全衛生規則第36条に記載されています。
特別教育の内容は、安全衛生特別教育規定によって厚生労働大臣が科目や時間を定めています。
その工事でのみ適応される発注者の指示事項を記した書類のこと。
建設業法で定める設計図書の一つ。
構造物の築造または撤去を目的として、現地盤線または施工基面より下を掘り下げる作業のことで、埋め戻しを伴う作業のこと。
掘削とは異なる作業なので注意が必要です。
床掘については、[床掘りと掘削の違いとは?元ゼネコンマンが徹底解説!]で詳しく解説しています。
土が崩れるのを防ぐ目的で設置する構造物のこと。
盛土工におけるの法面のこと。
地山の体積に対して、ほぐした状態と、締め固めた状態がどれだけの体積になるのか比で表したもの。
土の変化率
ほぐし率C=ほぐした土量 (㎡) / 地山土量 (m²)
締固め率C=締め固めた後の土量 (㎡²) / 地山土量 (m²)
計算例や土の種類による実際の土の変化率については、「土量計算についてわかりやすく一級土木施工管理技士が徹底解説!」の記事で詳しく解説しています。
麻の繊維でつくられた袋のこと。
山岳部におけるトンネル掘削工法の一つ。
新オーストリアトンネル工法(New Austrian Tunneling Method)
ロックボルトと吹付けコンクリートを支保部材として、地山本来の支持力を利用し、岩盤の変位や応力について現場計測を行うことで、安定を確認しながら、掘り進めていくトンネル工法。
硬い地質の地盤にトンネルを掘る方法として開発されました。
レディーミクストコンクリートのこと。
JIS A 5308でレディーミクストコンクリートとして規定されています。
JISでは、荷卸し地点での品質を規定しています。
地山や基礎砕石の上にコンクリートを打設する際に薄く打設するコンクリート。
主に型枠の土台や鉄筋の組立のために使用します。
リッパーによって掘削できるような硬さの岩。
十分な強度を持たない地盤。
道路土工要綱では、”団結の程度の良い第4紀層、風化の進んだ第3紀層以前のもの、リッパ掘削ができるもの”と規定されています。
墨出しや基準点の位置を出す際に正規の位置ではなく、異なった場所に位置を出すこと
現場では、
「300 逃げの逃げ墨を打っておきました」
という使い方をします。
この場合、「正規の位置に対して300mm離れた位置に墨を打ちました」 と言う意味です
アスファルト舗装工事において、アスファルト混合物の舗設し初期転圧に続けて行う転圧のこと。
一般的には2次転圧ではゴムタイヤの8~20tのタイヤローラを用います。
2次転圧の温度は80~120℃です。
ベッセル楕円体を地球のカタチとして採用し、 天文観測により決定された緯度経度原点値と原方位角を基準に測量されたもの。
2002年の測量法改正以前は、この測地系を使った測量が行われていました。
作業に必要な延べ人員のこと。
擁壁や補強土、構造物等の地中に埋設した部分。
支持杭に作用する負の摩擦力のこと。
軟弱地盤に打設した支持杭において、杭の周辺の地盤沈下により、杭の周りに作用する下向きの周辺摩擦力のこと。
ネガティブフリクションが発生すると、杭に対して荷重に対する抵抗力ではなく、杭を引き下げようとする荷重として作用します。
一輪車のこと。
現場でモノを運ぶ際に使います。
現場で初めて聞いた時に「ねこ?」となりました!笑
粘性のある細粒土のこと。
長さを100分の5ミリメートル単位まで精密に測定する測定器。
JIS B 7507でノギスとして規定されています。
鋼材の厚みや内径などを測るのによく使います。
法面の最下端のこと。
法面の最下端のこと。
人工的に作られた切土又は盛土の斜面のこと。
新品の素材(天然の素材)だけを使って製造したもの。
例:C-40
縦軸に工種、横軸に作業日数を記載し、各作業がどれだけの日数を必要なのかを横棒(バー)で示した工程表。
各作業の始まり~終わりを一目でわかるのがメリットです。
ネットワーク式工程表に比べて作成は容易ですが、 クリティカルパスが分からないのがデメリットです。
また、バーチャート工程表の書き方やメリット、そのほかの工程表との違いについては、[バーチャート工程表とは?書き方やメリット・デメリット、ツールを解説] の記事で詳しく解説しています。
1/1000を表す単位。
釘を抜くために使う金属製の棒の先端が2つに割れたもの。
先端が割れた部分に釘をかけてテコの原理を利用して、 釘を抜きます。
構造物の鉄筋の配置等を表した図面のこと。
鋼材を組み立てる際に利用する高張力鋼性のボルトのこと。
重機の前面についている土砂を押すための板のこと。
水和熱の発熱量の低減のためにコンクリート中にパイプを通し水を流すこと。
型枠を支えるために使用するパイプの支柱のこと。
上下2本の鋼管を組み合わせ、長さの調整が自由にできるようにしたもの。
コンクリートの打設の際に、コンクリートを締め固めるために使用する振動式の締固器具のこと。
主筋に対して直角に配置される鉄筋のこと
コンクリートの打設の際に、型枠などでコンクリートが内部に入り込まないようにした部分のこと。
地盤を掘削した後に、コンクリートを打設して造る杭のこと。
バタ角のこと。
鉄筋を結束する時に使う道具で、 先端に結束線をひっかけてクルクル回して結束します。
コンクリートで作られた構造物を削る、穴を開ける、切る、壊す作業のこと。
壁と床の境目に取り付ける部材のこと。
壁材と床材のスキマを埋めるのと、 壁紙の剥がれ防止を目的として使われます。
また、土木の現場では、仮設足場の落下物防止目的で使用されます。
①防波堤外港側に設けられる胸壁のこと。
②橋台上にある直立胸壁のこと。
コンクリートの打設の際にコンクリートの圧力で型枠が膨らむこと。
資材などを結束するのに用いるなまし鉄線のこと。
鉄筋コンクリート構造物において、せん断力や、曲げモーメントに抗するためにコンクリートの端部に設ける断面が大きくなった部分のこと。
電気配線の分岐点になどに設けん点検用のボックスのこと。
工事現場に設置する宿舎のこと。
プレストレストコンクリートのこと。
プレストレストコンクリートに緊張材として使用する鋼材のこと。
直行する水平部材を補強する斜めに設置する部材のこと。
足場や目隠し板等が倒壊しないように、支柱の外側に補強材として設置するつっかえ棒のこと。
「やらず」とも言います
統計で、度数分布を示すグラフの一つで、ばらつきを示すときに用いる柱状のグラフのこと。
現場では品質や出来形のばらつきを示すのに使われます。
鉄筋コンクリート製の菅のこと。
発注者により、工事の標準的な仕様を示すもの。 作業の順序や使用材料の品質、施工方法といった技術的な要求及び工事内容と言ったあらかじめ定型的な内容を盛り込み作成したもの。
契約図書のうち特記仕様書及び図面に記載された事項は、標準仕様書より優先します。
契約図書
・契約書
・設計図書
設計図書
・仕様書
・図面
・質問回答書
道路のアスファルト舗装の一番上の部分のこと。
普段私たちが見ている道路のアスファルトの部分は表層です。
アスファルトで細骨材の空隙を重点するもののこと。
橋脚や橋台において、地盤の支持力を増やすために設置する、基礎の底面を幅広くした部分のこと。
ある工種の工事を施工するのに必要な機械・労務・材料といったものを数値として表したもの。
新人の現場監督は、「歩掛をとれ」 とよく言われると思います
現場である工種を施工するのに、 必要な重機な作業にかかる人数及び日数などのデータを取れという意味です。
結果的に、そのデータが自分自身の貴重な資料になリます。
入札で落札業者が決まらないこと。
一般的に使用するセメントのこと。
フライアッシュを混合したセメントのこと。
路盤に散布する瀝青材料のこと。
アスファルト乳剤(PK-3)を用い、1~2L/㎡(通常1.2㎡)を均等に散布する。
なお、タックコートとプライムコートの違いや、詳しい材料、仕様などについては、[プライムコートとタックコートの違いとは]で詳しく解説しています。
壁や柱、梁などから張り出した部材のことです。
腕木もブラケットの一種です。
コンクリートの打設の際に練り混ぜ水の一部が表面に浮いてくる現象のこと。
ブリーヂング水は適切に処理しましょう。
掘削、整地、押土、運搬、盛土等に使用する土木作業用の機械のこと。
工場などであらかじめ作成されたコンクリート製品のこと。
舗装面などで輪荷重によるたわみ量の測定装置のこと。
コンクリート構造物を構築する際に設置する、強靭な紙やスパイラル菅でつくられた円筒の枠のこと。
鉄筋など金属に発生する錆を防ぐために使用する薬品のこと。
モルタルやコンクリートに混和して、膨張させてコンクリートやモルタルの収縮を低減させる混和材のこと。
盛土中に金属などの補強材を用いて、鉛直や急勾配で盛土をする工法のこと。
コンクリートの打設の際に、コンクリートを一旦仮受けし、目的の場所へと流し込むための装置のこと。
コンクリートの打設の際にコンクリートを圧送するために用いる建設機械のこと。
加熱アスファルト混合物の配合設計を決定するために行う試験のこと。
アスファルト混合物の粗骨材、細骨材とアスファルトの割合および配合量を決める際に用います。
もっとも使用されている安定度試験の一つです。
前輪が1輪、後輪が2輪の鉄輪のローラのこと。
砕石の路盤からアスファルト舗装の表層の仕上げ転圧まで一貫した作業ができます。
目盛が印刷された帯状のものが携帯に便利なように円形に巻かれたもの。
盛土の際に、盛土材を敷き均す作業のこと。
花崗岩が風化して出来た土のこと。
土工事において、土の切盛のバランスのために使用する土積曲線のこと。
1級土木の試験でもよく出ます。
養生の際に使用する葉がしやすい接着剤が塗られたテープのこと。
ダムなど大量にコンクリートを使用するコンクリートのこと。
広がりのあるスラブでは、厚さ80~100cm以上で、下端が拘束された壁では、厚さ50cm以上とされています。
マスコンは温度応力によるひび割れに注意が必要です。
廃棄物処理法で定められた産業廃棄物管理票のこと。
ケーソン工法などで使用される圧気作業場所への作業員の出入り用気密扉のこと。
現場で使用する丈夫な糸のこと。
加熱アスファルト混合物のうち、合成粒度における2.36mmふるい通過量が35〜50%のもの。
表層用の加熱アスファルト混合物として、最も一般的に用いられます。
鋼材の検査証明書など製品の品質証明書のこと。
乾燥収縮による体積変化を非常に小さくしたモルタルのこと。
一般的にはセメント、粉末の減水剤、乾燥細骨材および膨張材をプレミックスした製品として販売されています。
コンクリートにおいてひび割れを防ぐために設ける隙間のこと。
アスファルトの舗装における継ぎ目のこと。
鋼製の型枠のこと。
2つの面にずれが生じること。 2つの部材をつなぎ合わせた時に、 面が同一で平面にならないこと。
現場では、
「型枠に目違いが生じているから、直してほしい」
といった使い方をします。
角度が付いた細い棒状の建設資材で、コンクリートの角をとるために使用します。
面木を使うことで、コンクリートの角を取ることができるので、角欠けを防ぐことができます。
素材は、木製か発泡プラスチック製が一般的です。
面木などをつかって、コンクリートの角をなくすこと。
盛土の敷き均し作業や、路盤の敷き均し作業などに使用する建設機械のこと。
土砂を運搬するために使う網のこと。
発注者から直接工事を請け負う業者のこと。
ゼネコンが請け負う仕事はほとんど元請の仕事です。
土を盛る作業のこと。
また、盛土については[盛土とは!?元ゼネコンマンの1級土木施工管理技士が解説]で詳しく解説しています。
なお、盛土の施工手順については[盛土の施工手順!現場経験7年の元ゼネコンマンが徹底解説]で詳しく解説しています。
セメントと水と、細骨材を練り混ぜた物のこと。
土留めなどに使用する鋼製・コンクリート製等の板のこと。
高温で熱した鋼を急冷処理する鋼材の熱処理加工のこと。
鋼を硬くすることが焼入れの目的です。
普段使わない特殊な部材のこと。
足場の部材では、1800スパンの部材以外のことは役物と呼んでました。
現場で測量結果を記入するコンパクトな手帳。
私はメモ帳代わりに防水性の野帳を使用してました。
掘削時に矢板等で地盤が崩壊しないように抑えること
地盤を掘削する時、土砂の崩壊を防ぐ山留め壁を補強・支持する腹起し、切梁材として使用する加工したH鋼材のこと。
ボルト用の孔をあけたり、プレートを付けたりしたもの。
記号 | サイズ | 単位重量 |
---|---|---|
20HA | H-200×200×8×12 | 55 |
25HA | H-250×250×9×14 | 80 |
30HA | H-300×300×10×15 | 100 |
35HA | H-350×350×12×19 | 150 |
40HA | H-400×400×13×21 | 200 |
50HA | H-500×500×25×25 | 300 |
足場の転倒防止のために斜めに支える突っかい棒のこと。
道路や農業用の用・排水路に用いる断面がU形の連結式の側溝のこと。
地表にわき出る地下水のこと。
水和反応を起こさずにコンクリート中に残ってしまう酸化カルシウムCaOなどの成分のこと。
現場でよく言う「遊離石灰」とは、コンクリート内の酸化カルシウムなどの成分が外部に漏れ出している状態のことです。
荷台にクレーンが付いているトラックのこと。
クレーンの操作には、フックの重量に応じて特別教育、技能講習を受ける必要があります。
バックフォーのこと。
硬化前のコンクリートを保護すること。
現場では「保護する」こと全般を養生と言います。
構造計算上は必要がない鉄筋のこと。
温度応力のひび割れを抑制するため等ひび割れを防止するために配置します。
土圧に対抗して土の崩壊を防ぐために設ける壁体のこと。
余剰水を流す放水路のこと。
なかなか読むのが難しい単語ですよね。
JISで規定したレディーミクストコンクリート強度のこと。
一般的に生コン工場が保証する強度になります。
実際現場で打設する生コンは、これより大きな圧縮強度を示します。
設計以上に余計に掘ること。
設計以上に余計に盛ること。
沈下等を見込んで余盛りを行います。
深礎工法に用いるリング状の山留鋼板のこと。
部材と部材の節点を剛結した構造のこと。
ラーメン構造の橋梁は、支承が不要になるため維持管理のコストが安くなります。
切土の法肩に丸みを付けて摺り付けること。
地山との擦り付けに用います。
ひとつの運転席で走行とクレーン操作が行える自走式のクレーンのこと。
今では一般的に使用するクレーンです。
操縦席と走行時の運転席が異なるクレーンをオールテレーンクレーンと呼びます。
締固めに使用する小型の転圧機械のこと。
物や人との間隔のこと。
ブルドーザー等のツメ状の後部アタッチメント
リッパを使った作業のしやすさのこと。
掘削の際の岩盤の硬さの指標になります。
単位水量が少ないあらかじめ練混ぜられたコンクリートに、流動性増大のために流動化剤を添加したコンクリートのこと。
JIS A 5308で規定されてます。
土粒子径の分布状況を表したもの。
締め固めに適した土とは、適度な粒度分布の土のことを言います。
車輪のタイヤを通して路面に加わる鉛直荷重のこと。
車両制限令で輪荷重は5.0トンまでと決まってます。
コンクリートの打設の際に、セメントの主に石灰石よりなる微粒子や骨材の微粒分が、ブリーディング水の上昇とともに、コンクリートの上面に上昇して堆積した脆弱な部分のこと。
敷き均す道具のこと。
アスファルトや砂利を敷き均す際に使用します。
粒径2~75mmの小石のこと。
アスファルト・タール等を含む材料の総称のこと。
生コンのこと。
JIS A 5308で規定されてます
水準測量のために使用する測量機械のこと。
水平のこともレベルと言います。
3以上の支点で支持された連続した梁のこと。
支点の条件により異なりますが不静定構造物となり、手計算では解けません。
円筒状の鉄輪で締固める機械のこと。
労働災害のこと。
建設業は他の産業より多い労働災害の発生件数が多いです。
労働者の安全と健康を保つための法律のこと。
工事を施工するのに必要な労務(職人や職長など)の費用
労務の賃金は、労働者に支払われる賃金で、直接工事に従事する所定の労働時間内8時間に対する基本給をいいます。
積算に使用する基本給は労務単価等を使用します。
労務賃金として、計算する基本給のもとになる費用のこと。 基本的には、農林水産省及び国
土交通省が所管する公共工事に従事した建設労働者の賃金等の実態を調査し、その結果をまとめた 「公共工事設計労務単価」 を用います。
舗装を支持する地盤で路盤の下の厚さ約1mの範囲のこと。
その下部は路体と言います。
路床と路盤の違いについては、[路床と路盤!違いや舗装構造について解説]で詳しく解説しています。
路床の下部にあって、舗装と路床を支持する役割を持つ層のこと。
地盤や岩盤に棒鋼等を打ち込む工法のこと。
路床の上に設けたらアスファルト混合物層やコンクリート版からの荷重を分散させて路床に伝える役割を果たす層のこと。
一般的に、上層路盤と下層路盤に分かれます.
フレッシュコンクリ-トの性質のこと。
運搬、打込み、締固め、仕上げのしやすさなど、コンクリートの作業性を総括して表した言葉です。
コンクリート橋の片持ち式架設工法において使用する移動式作業車のこと。
最先端のブロックを次々に構築するための移動式の型枠や足場を備えた設備で、直前の既設のブロックに設置します。
ワイヤーロープを留めるときに用いるU字形のボルトのこと。
鋼管を門型に溶接された建枠にジャッキベースや、筋交い、鋼製布板などの部材を使ってつくる足場のこと。
ビティと呼ぶのが一般的です。
ちなみに、考案者の名前がデビット・イー・ビティでそこから取った名前です。
岩石を打ち割った粒形200mm~300mm程度の石のこと。
以上、土木や建築で使う現場用語についてまとめました。
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